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フィギュア

紀平梨花は世界選手権で7位。優勝はシェルバコワ、銀にトゥクタミシェワ、銅に逆襲のトゥルソワでロシア勢が表彰台独占【フィギュア世界選手権】

THE DIGEST編集部

2021.03.27

初の世界選手権を7位で終えた紀平。(C)aflo

初の世界選手権を7位で終えた紀平。(C)aflo

 現地時間3月26日、世界選手権第3日目に女子のフリースケーティングが行なわれた。

 SP(ショート・プログラム)を2位で終えた日本の紀平梨花は、与えられた4分間でのびのびとした演技を披露した。

 冒頭のダブルアクセルを着氷するも、続くトリプルアクセルは転倒。3回転フリップ+オイラー+3回転サルコー、3回転ループ、ダブルアクセル+3回転トゥループと立て続けに成功させる。演技後半の3回転フリップ+2回転トゥループを決めた後、3回転トゥループは着氷が乱れたが、堂々とした演技でフリーを終えた。全日本選手権で成功させた4回転サルコーは披露せず。結果、126・62点、総合205・70点で7位で終えている。

 表彰台は、SP1位のアンナ・シェルバコワ(ロシア・スケート連盟)が冒頭4回転フリップこそ転倒したものの、着実にその後のジャンプを決め、152・17点、総合233・17点で、初の世界選手権で優勝を手にした。
 
 2位にはSP3位の6季ぶりに大舞台に舞い戻ったエリザベータ・トゥクタミシェワ。トゥクタミシェワは、フリーでジャンプの転倒や着氷が乱れる場面もあったが、141・60点、総合220・46点で銀メダルを手にした。

 また、3位には、SP12位でスタートしたアレクサンドラ・トゥルソワ。フリーで4回転ジャンプを5本組み込む高難度の構成を、転倒もありながらも滑り切り、152・38点、総合217・20点で銅メダルを手にしている。

 SP6位の坂本花織は、137・42点、総合207・80点で6位に。SP16位の宮原知子は、フリーでもジャンプが思うように決まらず、112・31点で総合172・30点。19位で終えている。また、坂本と紀平の合計が「13」に終わったため、北京五輪への出場枠は「3」を確保している。

構成●THE DIGEST編集部

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