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「赤丸チェックすべき名前」「価値を示した」F1デビュー戦で好評価の角田裕毅を伊メディアも称賛!

THE DIGEST編集部

2021.03.31

デビュー戦で9位に入った角田。次戦、イモラサーキットでのレースに期待がかかる。(C)Getty Images

デビュー戦で9位に入った角田。次戦、イモラサーキットでのレースに期待がかかる。(C)Getty Images

 日本人史上最年少となる弱冠20歳でのF1デビュー戦で、歴代の王者たちをオーバーテイクするなど、見る者を沸かせたルーキーへの注目は高まっている。

 アルファタウリの角田裕毅は3月28日、F1世界選手権の開幕戦バーレーン・グランプリ決勝で、スタートで順位を落としながらも最終9位と入賞を果たした。

 ルーキーながらセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、キミ・ライコネン(アルファロメオ)とチャンピオン経験者たちをパスするなど、角田のパフォーマンスには大きな賛辞が寄せられている。

 アルファタウリのお膝元イタリアでも、角田への称賛の声が上がった。『Gazzetta dello Sport』紙では、日本人で9人目のポイント獲得を受け、歴代の日本人ドライバーを回想。『fanpage.it』は、「ツノダとは何者?バーレーンGPでF1を驚かせた2000年生まれ」と角田を紹介している。

 同メディアは、「速さとドライビングスタイルで印象を残し、デビュー戦で入賞することができた」角田について、「グランプリ初戦は今後に向けて赤丸チェックすべき名前をプレゼントしてくれた。ユウキ・ツノダだ」と称賛した。

「アルファタウリの2000年生まれの日本人は、バーレーン・グランプリでF1デビューを飾り、じつに7度のタイトル獲得経験者たち(ベッテル4回、アロンソ2回、ライコネン1回)を上回って、9位フィニッシュですぐにポイントを獲得した。初の2000年生まれドライバーである若き日本人は、デビュー戦の重圧をものともせず、すぐにふさわしいことを示した」
 
 また、同メディアは「この20歳に脚光を浴びさせたのは、日曜の決勝だけではない」と続けた。

「身長159センチという体格とは対照的に、コースでは“巨人”であることをすでに示したツノダは、冬のテストですでにとても速いことを示した。そして、フリー走行や、何よりも予選13位でその風評を確かにする。13位だったのは、チームの戦略ミスが理由でしかない。しかし、確固たるドライビングでミスや性急な動きもなく、決勝ですぐにその価値を示した」

 日本で角田が「すでにアイドル」と報じた同メディアは、日本人初の優勝を成し遂げることが「日いづる国」で期待されていると伝えている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】デビュー戦で9位入賞!角田のオーバーテイクシーンをチェック

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