４月１日、国内女子ツアー『ヤマハレディースオープン葛城』が静岡県・葛城ゴルフ倶楽部山名コースにて開幕。初日は小祝さくら、高橋彩華、山下美夢有の３選手が６アンダーで首位タイ発進を切った。

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　今季ここまで３勝を挙げ、賞金ランキングトップに立つ小祝が再び好調ぶりを見せている。この日のスタートホールをバーディで滑り出すと、その後も７、９、15番と順調にスコアを伸ばしていき、上がり２ホールでは連続バーディを奪取。６バーディ、ノーボギーの「66」と完璧な内容で回った。
  　リモート会見では「前半はパー５がしっかりとれて、後半は最初の方でバーディがこなかったんですけど、最後に微妙な距離をしっかり決めていい終わり方ができて良かった」とラウンドを総括。「初日で１位はまだまだわからない。また明日は１からプレーしたい」と今後の戦いへ気を引き締めている。

　その小祝と並んだ同世代の高橋と19歳の山下は、今年出場した４試合すべてで予選を通過し、今季３度のトップ10入りをマークしている。ともにツアー初優勝を目指す今大会で、残り３日間どのようなプレーを見せるのか注目だ。

　１打差にはツアー通算３勝の穴井詩がつけ、２打差にはペ・ソンウ、上田桃子、ユン・チェヨン、比嘉真美子、澁澤莉絵留、小楠梨紗の６選手が並ぶ。昨年最多３勝の古江彩佳はイーブンパー・55位タイ、ディフェンディングチャンピオンの成田美寿々は１オーバー・62位タイで初日を終えた。

構成●THE DIGEST編集部