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「昨年は色々あったけど…」瀬戸大也、400メートル個人メドレーで貫録の優勝! 東京五輪への意気込みを語る

THE DIGEST編集部

2021.04.03

貫録の泳ぎで得意種目を制した瀬戸。その表情からは自信も垣間見えた。(C)Getty Images

貫録の泳ぎで得意種目を制した瀬戸。その表情からは自信も垣間見えた。(C)Getty Images

 4月3日、東京五輪代表を決める選考会が開幕し、注目の瀬戸大也(TEAM DAIYA)は、すでに五輪代表権を獲得している400メートル個人メドレー決勝に臨んだ。

 午前中に行なわれた予選では4分12秒67で貫録の全体1位通過。決勝でも前半から積極的に仕掛ける持ち味を発揮し、中盤以降も迫ろうとする井狩裕貴を難なく引き離して、4分9秒02でレースを制した。

 前日の練習後の取材で「調子が良かった時に比べて、7割程度戻ってきてる」とコンディション面での復調傾向を明かした通り、本命種目でその力量を遺憾なく示した格好だ。試合後のフラッシュインタビューでは「まだ泳ぎ込んでいる段階で、スピードとかも上がってきていない」と前置きしたうえで、東京五輪への意気込みを口にした。

【PHOTO】「絶対に金メダル」東京五輪へ向け再出発! 競泳界のエース瀬戸大也の厳選ショット集!
「昨年は色々とあった。そのなかでこの夏に自分の夢の舞台であるオリンピックが開催されるなら、自分はしっかりと結果を出すと言うことが応援して下さる皆さんへの恩返しになる。そこを果たしたい。本番では初日の1発目のレースになるこの種目で、自分が金メダルを獲って代表の流れ作りができたらと思う」

 なお、五輪派遣タイムを破るタイム(4分11秒88)で2位に入った井狩も、この種目での東京五輪行きを内定させた。

構成●THE DIGEST編集部

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