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ゴルフ

「究極に追い込まれたら大丈夫」稲見萌寧が連日の「66」で大逆転!今年5戦2勝と絶好調【ヤマハレディース】

THE DIGEST編集部

2021.04.04

最終ラウンドで3打差からの逆転勝利を収めた稲見。(C)Getty Images

最終ラウンドで3打差からの逆転勝利を収めた稲見。(C)Getty Images

 4月4日、静岡県の葛城ゴルフ倶楽部山名コースで開催の国内女子ツアー『ヤマハレディースオープン葛城』は全日程の競技が終了。最終日は稲見萌寧が6つスコアを伸ばし、通算12アンダーで今季3勝目、ツアー通算4勝目をマークした。

 3日間を「70」「74」「66」で回った稲見は、最終ラウンドを首位3打差の6位タイからスタート。前半を1バーディで折り返し、後半は5つスコアを伸ばす猛チャージを見せる。この日のスコアは6バーディ、ノーボギーの「66」。首位で最終日を迎えていた19歳の山下美夢有を1打差で振り切り、見事な逆転勝利を飾った。
 
 優勝後の会見では、スタート前の心境について「絶対に上位に食い込んで見せるという感じだった」と振り返った稲見。「プレーオフまではとりあえずもっていきたいと思っていたので、ガンガン狙っていく気満々でした」と優勝への強い執着心があったことを明かしている。

 また、決勝ラウンドは2日間連続でノーボギーの「66」と猛烈な追い上げを見せたが、これには本人も「スコアだけを見ても90点くらい挙げてもいいんじゃないかというゴルフだった」と満足げ。「基本的にメンタルはそんなに強くないんと思うんですけど、究極に追い込まれたら大丈夫」と窮地からのプレーへ強い自信をにじませた。

 次戦は9日より兵庫県で3日間にわたって開催される『富士フイルム・スタジオアリス女子オープン』。今後の目標を「一番はメジャー優勝」と掲げる“はざま世代”の21歳は、さらなる勢いをつけれるか。その活躍に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】JLPGA公式が公開した稲見の最終日フォトギャラリーをチェック!
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