競泳の東京五輪代表選考会を兼ねる『日本選手権』が4月7日、東京アクアティクスセンターで第5日目を開催。20歳の新星・佐藤翔馬(東京SC)が、男子200メートル平泳ぎ決勝で2分6秒40を記録し、渡辺一平(TOYOTA)が持つ日本記録(2分6秒67)を0秒27更新して東京五輪代表に内定した。
この1年間、急速な成長を見せてきた佐藤。2月の『ジャパンオープン』では2分6秒74と自己ベストを更新し、日本記録まで僅か0秒07と迫っていた。第2日の100メートル平泳ぎ決勝では優勝するも、派遣標準には届かず、悔しい思いをしていた。
火曜日の準決勝後には「ラスト50で競る形になると思う。僕は多分前に行ってるので、後ろ気にしないで泳ぎたい」と語っていた佐藤は、宣言通りトップで最後のターンを折り返した。日本記録保持者の渡辺が猛追をみせるも、振り切り1位でフィニッシュ。2位には武良竜也(BWS)、3位に渡辺が入った。佐藤と武良が五輪派遣標準(2分8秒28)を超えたため、同種目で初の東京五輪代表内定を決めた。
試合後の佐藤は「最初から最後まで自分のレースをすることを意識していた。自分でも驚くぐらい平常心で臨めていた」とレースを振り返った。続けて、「オリンピックではしっかり優勝することが一番の目標」と抱負を口にした。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】東京五輪での躍動を期す競泳スターたちを一挙紹介!
この1年間、急速な成長を見せてきた佐藤。2月の『ジャパンオープン』では2分6秒74と自己ベストを更新し、日本記録まで僅か0秒07と迫っていた。第2日の100メートル平泳ぎ決勝では優勝するも、派遣標準には届かず、悔しい思いをしていた。
火曜日の準決勝後には「ラスト50で競る形になると思う。僕は多分前に行ってるので、後ろ気にしないで泳ぎたい」と語っていた佐藤は、宣言通りトップで最後のターンを折り返した。日本記録保持者の渡辺が猛追をみせるも、振り切り1位でフィニッシュ。2位には武良竜也(BWS)、3位に渡辺が入った。佐藤と武良が五輪派遣標準(2分8秒28)を超えたため、同種目で初の東京五輪代表内定を決めた。
試合後の佐藤は「最初から最後まで自分のレースをすることを意識していた。自分でも驚くぐらい平常心で臨めていた」とレースを振り返った。続けて、「オリンピックではしっかり優勝することが一番の目標」と抱負を口にした。
構成●THE DIGEST編集部
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