ついに、ついに悲願成就だ。
現地4月11日、PFAツアーのメジャー『マスターズ』は最終日を迎え、2位と4打差の首位でスタートした松山英樹が、4バーディ・5ボギーと大いに苦しみながらもリードを守り切り、2位と1打差の通算10アンダーで初優勝を飾った。自身にとっても、日本人選手にとっても、そしてアジア人選手にとっても初のマスターズ制覇だ。
【関連ムービー】松山英樹が悲願のマスターズ制覇! ウイニングショットの瞬間はこちら!
29歳が成し遂げた快挙を速報で報じたのが、米ゴルフ専門誌『Golf Digest』。「ヒデキ・マツヤマがデコボコなバックナインを耐え凌いで、オーガスタ・ナショナル初の日本人チャンピオンに輝く!」と題し、次のように最終日のラウンドを評した。
「ずっと、すべての視線はヒデキに注がれていた。1番でボギーもすぐさま2番でバウンスバックを決め、さらに8番、9番でもバーディを奪って13アンダーとし、“サンデイ・バックナイン”に向かった。ウィル・ザラトリス、ザンダー・シャウフェレが猛烈な突き上げを敢行したが、ヒデキは常に注意深く、冷静さを失わない。リードを手堅く守って、追撃者をじわじわと放しにかかった。
しかし、終盤にゴルフの神は与え、そして奪うのだ。15番でヒデキが池に入れてボギーで終わったのに対して、シャウフェレは4連続バーディを沈めて一気に2打差に詰め寄る。ところが16番で今度はシャウフェレが池に落としてトリプルボギー。ヒデキはボギーでなんとか差を広げた。
大事な17番でストレスフリーなパーを決めて、勝負あり。18番を前にザラトリスとのストローク差は2。最後はボギーも余裕を持って逃げ切り、ギャラリーの喝采を浴びた」
夢にまで見たグリーンジャケットに袖を通した松山。夕焼けのオーガスタに感涙が光った。
構成●THE DIGEST編集部
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現地4月11日、PFAツアーのメジャー『マスターズ』は最終日を迎え、2位と4打差の首位でスタートした松山英樹が、4バーディ・5ボギーと大いに苦しみながらもリードを守り切り、2位と1打差の通算10アンダーで初優勝を飾った。自身にとっても、日本人選手にとっても、そしてアジア人選手にとっても初のマスターズ制覇だ。
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29歳が成し遂げた快挙を速報で報じたのが、米ゴルフ専門誌『Golf Digest』。「ヒデキ・マツヤマがデコボコなバックナインを耐え凌いで、オーガスタ・ナショナル初の日本人チャンピオンに輝く!」と題し、次のように最終日のラウンドを評した。
「ずっと、すべての視線はヒデキに注がれていた。1番でボギーもすぐさま2番でバウンスバックを決め、さらに8番、9番でもバーディを奪って13アンダーとし、“サンデイ・バックナイン”に向かった。ウィル・ザラトリス、ザンダー・シャウフェレが猛烈な突き上げを敢行したが、ヒデキは常に注意深く、冷静さを失わない。リードを手堅く守って、追撃者をじわじわと放しにかかった。
しかし、終盤にゴルフの神は与え、そして奪うのだ。15番でヒデキが池に入れてボギーで終わったのに対して、シャウフェレは4連続バーディを沈めて一気に2打差に詰め寄る。ところが16番で今度はシャウフェレが池に落としてトリプルボギー。ヒデキはボギーでなんとか差を広げた。
大事な17番でストレスフリーなパーを決めて、勝負あり。18番を前にザラトリスとのストローク差は2。最後はボギーも余裕を持って逃げ切り、ギャラリーの喝采を浴びた」
夢にまで見たグリーンジャケットに袖を通した松山。夕焼けのオーガスタに感涙が光った。
構成●THE DIGEST編集部
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