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「国別対抗戦でやってのけるか?」羽生結弦の“クワドアクセル”を欧州名物解説者が熱望!「成功が待ち遠しい」

THE DIGEST編集部

2021.04.13

3月の『世界選手権』では3位に終わった羽生。(C)AFLO

 2年に一度開催されるフィギュアスケートの『世界国別対抗戦』が、大阪の丸善インテックアリーナ大阪で4月15日に開幕する。日本からは男子シングルに羽生結弦と宇野昌磨、女子シングルに紀平梨花と坂本花織、ペアには三浦璃来と木原龍一、アイスダンスには小松原尊と小松原美里が参加する。

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 先日、スウェーデンのストックホルムで開催された『世界選手権』後のプレスカンファレンスで、羽生は「誰よりも早く4回転半(クワドアクセル)を公式戦で決める選手になりたい」と挑戦への意欲を示していた。

 これに大きな期待を寄せているのが、欧州衛星放送局『EUROSPORT』でフィギュアスケートの解説を担当するイタリア人、マッシミリアーノ・アンベシ氏だ。同氏は「ユヅル・ハニュウは国別対抗戦でクワドアクセルをやってのけるだろうか? クワドアクセルの成功が待ち遠しい」と、五輪連覇王者に熱いエールを送った。

 2016年9月30日の『オータムクラシック』のSPで、史上初の4回転ループを成功させた。もし、今回の国別対抗戦で4回転アクセルを成功させれば、これも史上初の快挙だ。
 
 また同氏は、2015年11月27日のグランプリシリーズ(GP)第6戦の『NHK杯』で「ハニュウがSPで105点以上を獲得した最初の選手」と実績を紹介。続けて「世界選手権、グランプリシリーズ、オリンピック、チャレンジャーシリーズで105点を上回る点数が出たのは全17回で、そのうちハニュウが12回、他の選手はたった5回だ」と羽生の偉大さを強調した。

 シーズンの締めくくりとなる国別対抗戦で、"クワドアクセル"は見られるのだろうか。羽生のパフォーマンスに注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部
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【動画】史上初めて4回転ループを成功させた羽生の姿!