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フィギュア

女子SPは坂本花織が3位、紀平梨花は4位!ロシア代表が1・2位を独占【フィギュア国別対抗戦】

THE DIGEST編集部

2021.04.15

女子シングルSPに登場した紀平と坂本。(C)Getty Images

女子シングルSPに登場した紀平と坂本。(C)Getty Images

 4月15日、大阪府の丸善インテックスアリーナ大坂で、「世界フィギュアスケート国別対抗戦2021」の初日が幕を開けた。

 国ごとに競技をし、ポイント数で順位を争う団体戦となっているこの大会には、日本のほか、ロシア、米国、カナダ、フランス、イタリアの6か国が参加。各国から男子シングルと女子シングルが2人ずつ、ペアとアイスダンスは各チーム1組ずつが出場。ショートプログラム(SP)、フリースケーティング(FS)を行ない(アイスダンスはリズムダンス、フリーダンス)、順位ごとにポイントを加算し、団体のポイント合計点で順位を競う。

 日本スケート連盟は同日14時半に、「コンペティションバブル内に入る全ての選手、スタッフ、コーチ、審判、運営スタッフのコロナウイルス陰性を確認した」と発表。会場は、人数制限をかけた有観客で行なわれている。

 日本からはまず、アイスダンスの小松原美里・小松原尊組が登場し、リズムダンス66・42点で5位につけた(8ポイント獲得)。
 
 そして続けて行なわれた女子SPでは、日本の坂本花織と紀平梨花が後半グループで登場した。

 8番滑走の坂本は、ダブルアクセル、3回転ルッツ、3回転フリップ+トゥループをすべて着氷。スピード感のあるスケーティングを披露し、77・78点と今シーズンの自己ベストを更新してSPを3位で終えた。

 また、最終12番滑走で登場した紀平は、トリプルアクセルで転倒するが、3回転フリップ+トゥループ、3回転ループを降り、69・74点で4位につけている。

 2位はロシア代表のエリザベータ・トゥクタミシェワ。トリプルアクセル、3回転ルッツ、3回転ルッツ+トゥループ、3回転フリップを着氷し、80・35点とした。世界選手権王者のアンナ・シェルバコワもダブルアクセル、3回転フリップ、3回転ルッツ+ループを降り、81・07点を獲得して1位に立っている。こちらも、ともに今季ベストを更新した。

 また、総合順位では、日本は10ポイントと9ポイントを獲得し、計27ポイントで1位ロシア(35ポイント)を追う2位につけている。

 翌16日にはアイスダンスのフリーダンス、男子シングルのフリースケーティングが行なわれる。

構成●THE DIGEST編集部

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