4月15日、新日本プロレスは、『Road to レスリングどんたく2021』後楽園ホール大会を開催した。
注目のメインイベントでは、鷹木信悟とSANADAの「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」組が、ウィル・オスプレイとアーロン・ヘナーレの「ユナイテッド・エンパイア」組と対戦した。
鷹木は5.4に福岡国際センターでオスプレイの保持するIWGP世界ヘビー級王座への挑戦が決定しており、一方のSANADAもヘナーレに4.10東京・両国国技館大会でタッグながら敗れているだけに、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」組は負けられない一戦だった。
先に動いたのは、ユナイテッド・エンパイアだ。ゴングを待たずに敵コンビを急襲する。がしかし、ロスインゴタッグも全く動じずに、試合は次第に熱戦の様相を呈していった。そのなかで、改名してから勢いの増すヘナーレが存在感を示し、これまで格上だった相手に大奮闘する。
しかし、地力に勝るSANADAがスイング式のドラゴンスリーパーからSkull Endを狙うと、ここに介入しようとしたオスプレイを鷹木がパンピングボンバーで排除。そして、最後は鷹木がヘナーレにラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決めて3カウントを奪取した。
ヘナーレにトドメを刺した鷹木は試合後に、「お前の勢いはホンモノのようだな」と評価。続けてオスプレイに対しては、「オマエとは4度目のシングルだ。俺は崖っぷちだ。背水の陣だ。負けたらもう次はねぇ。何がなんでも今度のタイトル!負けるわけにはいかねぇんだよ!最後は刺し違えるつもりで、オマエのその首とIWGP世界ヘビーは、俺がいただく!」と力強く宣言した。
インタビューブースでも鷹木は、「強烈だな。いいぜ、こんな刺激を待ってたんだよ」と猛烈にアピールした。
【動画】「ウォー!ふざけんな!」キレた鷹木がオスプレイ組に猛反撃するシーンはこちら
「まぁ、オスプレイにはリング上で言った日本語を誰か翻訳しといてくれ。あの野郎、事あるごとに『アナバーベボー、アナバーベボー』って、『アナザーレベル』かなんだか知らねえけどよ、他のヤツらとはレベルが違う?なにを今さら言ってんだ。
オスプレイ! おめぇが凄えことなんかな、誰もがわかってんだよ。欲しがりか?それとも不安なのか?まあ、別に誰も言ってねえのによ、『世界最高のレスラーは俺だ』とか、そういうのは自分で言うんじゃねえんだよ。自分の評価は他者が決めんだよ!やっぱり前王者・飯伏が言った通り、オスプレイには足りないものがあるな。まだまだヤツは未熟だ。その弱点をトコトン突いて、俺が福岡で叩き潰してやる」
一方のオスプレイは、「試合では俺たちが負けたかもしれないが、今日は大きな収穫があった」と新たな味方への信頼を強調するとともに、福岡での打倒・鷹木を誓った。
「昔のヘナーレだったら簡単にやられていただろうが、今日のあいつはユナイテッド・エンパイアに入って強くなって進化した姿を見せてくれた。SANADA、用心しとけ。タカギ、知ってるか?お前は1対1では一度も俺に勝ったことがない。今日勝ったくらいで調子に乗るな。もしフクオカで一瞬でも気を抜いたら、また後頭部にエルボーをお見舞いしてやる」
とにもかくにも、この試合でハッキリしたのは、鷹木やオスプレイが話しているとおり、ヘナーレの変貌ぶりだ。ユナイテッド・エンパイアにとってヘナーレの加入は効果絶大と言えそうだ。
◆新日本プロレス◆
『Road to レスリングどんたく 2021』
2021年4月15日
東京・後楽園ホール
観衆 324人
▼スペシャルタッグマッチ(30分1本勝負)
○鷹木信悟&SANADA(18分07秒 片エビ固め)ウィル・オスプレイ&アーロン・ヘナーレ●
※ラスト・オブ・ザ・ドラゴン
文●どら増田
注目のメインイベントでは、鷹木信悟とSANADAの「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」組が、ウィル・オスプレイとアーロン・ヘナーレの「ユナイテッド・エンパイア」組と対戦した。
鷹木は5.4に福岡国際センターでオスプレイの保持するIWGP世界ヘビー級王座への挑戦が決定しており、一方のSANADAもヘナーレに4.10東京・両国国技館大会でタッグながら敗れているだけに、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」組は負けられない一戦だった。
先に動いたのは、ユナイテッド・エンパイアだ。ゴングを待たずに敵コンビを急襲する。がしかし、ロスインゴタッグも全く動じずに、試合は次第に熱戦の様相を呈していった。そのなかで、改名してから勢いの増すヘナーレが存在感を示し、これまで格上だった相手に大奮闘する。
しかし、地力に勝るSANADAがスイング式のドラゴンスリーパーからSkull Endを狙うと、ここに介入しようとしたオスプレイを鷹木がパンピングボンバーで排除。そして、最後は鷹木がヘナーレにラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決めて3カウントを奪取した。
ヘナーレにトドメを刺した鷹木は試合後に、「お前の勢いはホンモノのようだな」と評価。続けてオスプレイに対しては、「オマエとは4度目のシングルだ。俺は崖っぷちだ。背水の陣だ。負けたらもう次はねぇ。何がなんでも今度のタイトル!負けるわけにはいかねぇんだよ!最後は刺し違えるつもりで、オマエのその首とIWGP世界ヘビーは、俺がいただく!」と力強く宣言した。
インタビューブースでも鷹木は、「強烈だな。いいぜ、こんな刺激を待ってたんだよ」と猛烈にアピールした。
【動画】「ウォー!ふざけんな!」キレた鷹木がオスプレイ組に猛反撃するシーンはこちら
「まぁ、オスプレイにはリング上で言った日本語を誰か翻訳しといてくれ。あの野郎、事あるごとに『アナバーベボー、アナバーベボー』って、『アナザーレベル』かなんだか知らねえけどよ、他のヤツらとはレベルが違う?なにを今さら言ってんだ。
オスプレイ! おめぇが凄えことなんかな、誰もがわかってんだよ。欲しがりか?それとも不安なのか?まあ、別に誰も言ってねえのによ、『世界最高のレスラーは俺だ』とか、そういうのは自分で言うんじゃねえんだよ。自分の評価は他者が決めんだよ!やっぱり前王者・飯伏が言った通り、オスプレイには足りないものがあるな。まだまだヤツは未熟だ。その弱点をトコトン突いて、俺が福岡で叩き潰してやる」
一方のオスプレイは、「試合では俺たちが負けたかもしれないが、今日は大きな収穫があった」と新たな味方への信頼を強調するとともに、福岡での打倒・鷹木を誓った。
「昔のヘナーレだったら簡単にやられていただろうが、今日のあいつはユナイテッド・エンパイアに入って強くなって進化した姿を見せてくれた。SANADA、用心しとけ。タカギ、知ってるか?お前は1対1では一度も俺に勝ったことがない。今日勝ったくらいで調子に乗るな。もしフクオカで一瞬でも気を抜いたら、また後頭部にエルボーをお見舞いしてやる」
とにもかくにも、この試合でハッキリしたのは、鷹木やオスプレイが話しているとおり、ヘナーレの変貌ぶりだ。ユナイテッド・エンパイアにとってヘナーレの加入は効果絶大と言えそうだ。
◆新日本プロレス◆
『Road to レスリングどんたく 2021』
2021年4月15日
東京・後楽園ホール
観衆 324人
▼スペシャルタッグマッチ(30分1本勝負)
○鷹木信悟&SANADA(18分07秒 片エビ固め)ウィル・オスプレイ&アーロン・ヘナーレ●
※ラスト・オブ・ザ・ドラゴン
文●どら増田