あまりも鮮やかな“キック”に、テレビ実況席も驚きを隠せない。
現地4月16日、米サウスカロライナ州で開催されているPGAツアー『RBCヘリテージ』は大会の2日目を消化。その18番ホールでハプニングが起きた。
【関連ムービー】怒り心頭のカン・スンがパターを豪快に蹴り上げ! 18番ホールの決定的シーンはこちら!
それまで3連続バーディと絶好調を維持して臨んだのが、韓国出身のゴルファー、カン・スンだ。しかしその18番ではセカンドショットに精度を欠き、およそ6フィート(約183センチ)のパーパットに残した。慎重に狙ったものの、これを右に外してしまう。
すると33歳のベテランはプッツン。なんとパターを空中で一回転させ、豪快に左足で蹴り上げて彼方へ飛ばしてしまったのだ。結局カン・スンはこの18番をボギーとしてホールアウト。それでもこの日「68」の好スコアをマークして、通算6アンダーの16位タイに浮上した。
それにしても、サッカー選手さえ顔負けの見事なインパクトだった。ゴルフ専門メディア『Golf.com』は「カン・スンがパットをミスしてメルトダウン」と題した記事を掲載。ライブ中継を行なった『Golf Channel』の実況を再現した。
まず実況アナのテリー・ギャノン氏が「おお!」と声を上げると、解説を担当するレジェンド、ニック・ファルド氏が「おお、ドロップキックだね」と応えた。ギャノン氏は「(パターが)痛がってそうだ」と続ける。そしてファルド氏は「いやぁ、シャフトを見事に捉えているよ。素晴らしい弾みが生まれたね」と真面目な解説とともに皮肉った。
さらにもうひとりの解説者であるトレバー・イメルマン氏も呼応。「あ~あ、やっちゃったね」と語りつつ、「完璧なドロップキックを打つために、彼はタイミングを見極めていたね。気に入ったよ」と、こちらも冗談めかした。
『Golf.com』は「彼のパットは9フィート(約274センチ)だったが、キックではパターを15フィート(約457センチ)も飛ばした」と伝え、「一瞬にして怒りが着火したようだ」とレポートしている。
松山英樹のメジャー初制覇に終わった先の『マスターズ』では、同じ韓国出身のキム・シウーが癇癪を起こしてパターをグリーンに叩きつけ、破壊してしまうという愚行に及んだ。各方面から批判を浴びたが、今回も同胞の先輩によってふたたび、ラウンド中にギアに“当たる”行為が繰り返されてしまった。
構成●THE DIGEST編集部
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それまで3連続バーディと絶好調を維持して臨んだのが、韓国出身のゴルファー、カン・スンだ。しかしその18番ではセカンドショットに精度を欠き、およそ6フィート(約183センチ)のパーパットに残した。慎重に狙ったものの、これを右に外してしまう。
すると33歳のベテランはプッツン。なんとパターを空中で一回転させ、豪快に左足で蹴り上げて彼方へ飛ばしてしまったのだ。結局カン・スンはこの18番をボギーとしてホールアウト。それでもこの日「68」の好スコアをマークして、通算6アンダーの16位タイに浮上した。
それにしても、サッカー選手さえ顔負けの見事なインパクトだった。ゴルフ専門メディア『Golf.com』は「カン・スンがパットをミスしてメルトダウン」と題した記事を掲載。ライブ中継を行なった『Golf Channel』の実況を再現した。
まず実況アナのテリー・ギャノン氏が「おお!」と声を上げると、解説を担当するレジェンド、ニック・ファルド氏が「おお、ドロップキックだね」と応えた。ギャノン氏は「(パターが)痛がってそうだ」と続ける。そしてファルド氏は「いやぁ、シャフトを見事に捉えているよ。素晴らしい弾みが生まれたね」と真面目な解説とともに皮肉った。
さらにもうひとりの解説者であるトレバー・イメルマン氏も呼応。「あ~あ、やっちゃったね」と語りつつ、「完璧なドロップキックを打つために、彼はタイミングを見極めていたね。気に入ったよ」と、こちらも冗談めかした。
『Golf.com』は「彼のパットは9フィート(約274センチ)だったが、キックではパターを15フィート(約457センチ)も飛ばした」と伝え、「一瞬にして怒りが着火したようだ」とレポートしている。
松山英樹のメジャー初制覇に終わった先の『マスターズ』では、同じ韓国出身のキム・シウーが癇癪を起こしてパターをグリーンに叩きつけ、破壊してしまうという愚行に及んだ。各方面から批判を浴びたが、今回も同胞の先輩によってふたたび、ラウンド中にギアに“当たる”行為が繰り返されてしまった。
構成●THE DIGEST編集部
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