ゴルフ

「気持ち的にはすごく幸せ」笹生優花は逆転ならず6位。米ツアー初のトップ10入り【ロッテ選手権】

THE DIGEST編集部

2021.04.18

米ツアー初優勝はならなかったが、初出場のハワイで存在感を発揮した笹生。(C)Getty Images

 現地4月17日、米国女子ツアーの『ロッテ選手権』(米ハワイ州・カポレイGC)は全日程が終了。首位と4打差の3位からスタートした笹生優花は5バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「70」で回り、通算19アンダーの6位で初のトップ10入りを果たした。

 予選ラウンドを連日の「64」で回ったものの、前日は「71」と伸び悩んだ笹生。逆転優勝を狙ったこの日は、出だしの1、6番でバーディと順調な滑り出しを見せる。その後は8番でボギーをたたき、9、12番でバーディを奪取。続く13番をまさかのダブルボギーとしたが、18番をバーディで締めくくった。
 
 ラウンド後のインタビューでは「すごいいい経験になったと思う。いろいろ学べた一週間だった」と、4日間を終えての感想を口にした。今大会は初日から上位でのプレーが続いたが、「リディア(・コ)さんと昨日一緒に回れたことだったり、練習ラウンドで去年のUSオープンチャンピオン(キム・アリム)と回れたことだったり、いろいろ今週はあった」と、その内容を振り返っている。

 さらに、現在の心境については「本当に楽しくゴルフができてすごい選手と回れたので、結果とは別に気持ち的にはすごく幸せです」と話した笹生。米ツアーへの熱い思いは大会後も変わらず、「いつもと同じです。もともとの夢がアメリカにきてプレーすることなので、(気持ちは)何も変わっていない」と力強く語った。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】6位で終戦の笹生優花、10m以上のバーディパットをねじ込んだ2日目16番のプレー映像
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