さすがに、檜舞台での愚行を反省しているようだ。東京五輪出場が現実味を帯びる“時のひと”、キム・シウーである。
PGAツアーに参戦中の韓国出身ゴルファーはまず、松山英樹の初優勝で幕を閉じた『マスターズ』2日目で、ショッキングな行動に出る。15番ホールで思うようなアプローチショットが打てずに癇癪を起こし、持っていたパターをグリーンに激しく打ちつけて破壊したのだ。交換が許可されていないため、残る4ホールは3番ウッドでのパッティングを余儀なくされた。著しいマナー違反と、ウッドをパター代わりに使用した物珍しさもあいまって、大きな反響を呼んだのである。
すると1週間後、25歳はふたたび脚光を浴びる。今度は米サウスカロライナ州で開かれた『RBCヘリテイジ』の大会3日目だ。パー4の3番ホール、第3打をグリーン外10メートルの位置からパターで狙う。下りで右にスライスする難しいラインを的確に読み切ったものの、ボールは惜しくもカップの縁で止まってしまう。
それでもキム・シウーは諦めない。同組のマット・クーチャーも「まだ動いているぞ」と彼を促し、キャディらみんなで待つこと55秒、ついにボールがコロリとホールに落ちる。バーディ奪取に大喜びするキム・シウーに対して、ギャラリーも拍手喝さいを送った。
しかし、そこに急いで駆け付けたのがPGAのオフィシャーであるスティーブン・コックスだ。ルール上、カップの縁に止まったボールを待てるのは「10秒」までで、それを超えたら無効になると説明。今回は「55秒」を要していたためルール違反となり、結果的に1罰打が与えられてパー扱いとなったのである。
その場で異議を唱えたクーチャーをはじめ、判定については賛否両論が渦巻いた。キム・シウーは2週連続でビッグニュースを提供したのである。
そんななか、ゴルフ専門メディア『Golf Magic』がキム・シウーの興味深いコメントを紹介している。同じく専門メディアの『Golf/Wrx』が“55秒カップイン”の話題を公式インスタグラムで報じたところ、そこにひとりのファンが冗談めかしたメッセージを書き込んだ。
「ボールがカップに落ちるやいなや、キム・シウーはパターを折ったよ」
これになんと、選手本人が反応したのである。
【PHOTOギャラリー】イ・ボミ、アン・シネ、ユ・ヒョンジュ…韓国が誇る美しき女子ゴルファーたちを一挙紹介!
PGAツアーに参戦中の韓国出身ゴルファーはまず、松山英樹の初優勝で幕を閉じた『マスターズ』2日目で、ショッキングな行動に出る。15番ホールで思うようなアプローチショットが打てずに癇癪を起こし、持っていたパターをグリーンに激しく打ちつけて破壊したのだ。交換が許可されていないため、残る4ホールは3番ウッドでのパッティングを余儀なくされた。著しいマナー違反と、ウッドをパター代わりに使用した物珍しさもあいまって、大きな反響を呼んだのである。
すると1週間後、25歳はふたたび脚光を浴びる。今度は米サウスカロライナ州で開かれた『RBCヘリテイジ』の大会3日目だ。パー4の3番ホール、第3打をグリーン外10メートルの位置からパターで狙う。下りで右にスライスする難しいラインを的確に読み切ったものの、ボールは惜しくもカップの縁で止まってしまう。
それでもキム・シウーは諦めない。同組のマット・クーチャーも「まだ動いているぞ」と彼を促し、キャディらみんなで待つこと55秒、ついにボールがコロリとホールに落ちる。バーディ奪取に大喜びするキム・シウーに対して、ギャラリーも拍手喝さいを送った。
しかし、そこに急いで駆け付けたのがPGAのオフィシャーであるスティーブン・コックスだ。ルール上、カップの縁に止まったボールを待てるのは「10秒」までで、それを超えたら無効になると説明。今回は「55秒」を要していたためルール違反となり、結果的に1罰打が与えられてパー扱いとなったのである。
その場で異議を唱えたクーチャーをはじめ、判定については賛否両論が渦巻いた。キム・シウーは2週連続でビッグニュースを提供したのである。
そんななか、ゴルフ専門メディア『Golf Magic』がキム・シウーの興味深いコメントを紹介している。同じく専門メディアの『Golf/Wrx』が“55秒カップイン”の話題を公式インスタグラムで報じたところ、そこにひとりのファンが冗談めかしたメッセージを書き込んだ。
「ボールがカップに落ちるやいなや、キム・シウーはパターを折ったよ」
これになんと、選手本人が反応したのである。
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