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ゴルフ

渋野日向子の3位転落に、古江彩佳と稲見萌寧の急上昇。残り1か月半で激化する“五輪出場権レース”の行方は?

山西英希

2021.05.13

現時点で日本勢は上から畑岡、古江、渋野、稲見という順番。はたして残り1か月でどのような動きを見せるのか。(C)Getty Images

現時点で日本勢は上から畑岡、古江、渋野、稲見という順番。はたして残り1か月でどのような動きを見せるのか。(C)Getty Images

 5月11日、最新の女子ゴルフ世界ランキング(ロレックスポイントランキング)が発表され、畑岡奈紗は10位で日本人選手の最上位をキープ。さらに古江彩佳が25位、渋野日向子が26位、稲見萌寧が28位と続いた。

【PHOTO】現時点で日本勢3位の渋野日向子、2020年の厳選ショットを一挙にお届け!

 今さら言うまでもないが、6月28日時点の世界ランキングで東京五輪の出場が決定する。その条件はランキング15位(1か国4人の上限枠あり)に入るか、16位以下の選手でも各国上位2人に入れば可能だ。よって、現時点での日本代表を選ぶとすれば、畑岡と古江の2人になる。

 世界ランキングとは、過去104週の成績を元にポイントを与え、それを出場した対象試合数で割った平均ポイントを多い順に並べたものだ。トーナメントによって選手に与えられるポイント数が異なり、ランキング上位者が多く出場する試合はポイント数が高くなるシステムになっている。したがって、メジャー大会が最も高いポイント数の試合となる。
 
 直近13週で獲得したポイントは100%加算されるが、それより前の91週については、獲得ポイントが1試合ごとに1.1%ずつ減算される。つまり4月4日に終了した大会から6月27日に終了する大会までの13試合でいかにいい成績を残すかが重要になる。

 国内女子ツアーでいうと、『ヤマハレディースオープン葛城』から『アース・モンダミンカップ』までの13試合がそれにあたり、米女子ツアーでは『ANAインスピレーション』から『KPMG全米女子プロ』までとなる。

 現時点での五輪出場権レースを考察すると、畑岡は世界ランキング15位以内をキープできるかどうかは分からないが、日本選手最上位になる確率は高いだろう。となると、残る1枠を巡っての争いがますます激しくなる。

 勢いでいえば今年に入って10戦4勝という驚異の勝率を誇る稲見が面白い。しかも4勝のうち3勝は五輪出場権が決定する直近13週の試合に含まれるため、ポイントが100%加算される。優勝を逃した6試合でも4試合でトップテンに入っており、このままの勢いが6月末まで続けば、日本選手2番手に上がる可能性は十分あるだろう。
 
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