10月20日、ラグビー日本代表は、ワールドカップ準々決勝の南アフリカ戦に挑み、３－26で敗北。これで同大会を去ることとなった。

　南アフリカとの実力差を痛感させられるノートライ。試合後には涙を滲ませる選手の姿も見られた。

　だが、敗退という記録を以てしても、日本代表の健闘は色褪せない。彼らの戦う姿は世界に衝撃を与えた。ラグビー公式アカウントは、南アフリカに敗れた後の選手たちの姿とともに「ラグビーの精神、情熱、そしてチームワーク。100点満点のチームだ」と投稿。主将を務めたリーチ・マイケルを中心に築き上げられた日本代表チームに惜しみない拍手を送っている。
  　そして、この投稿には海外のラグビーファンからも次々と賛辞が寄せられた。

「私たちに情熱と、秩序と、チームワーク、そして勇敢な心を見せてくれてありがとう。あなたたちの早くて素晴らしいパスワークのプレーは、観ていて心の底から純粋に楽しかった」
「本当にありがとう、日本…。ラグビーに限らず、スポーツにすべてにおいて、新鮮な息吹を感じさせてくれた」
「稀有なスポーツマンシップ、素晴らしいチーム。胸を打たれたよ」
「ブレイブブロッサム（日本代表の愛称）に拍手を。この大会から君たちが居なくなると本当に寂しくなる」
「どこで買えるか分からないけれど、今度は彼らのジャージを着て応援する！」
「ファンタスティックなトーナメント戦だった！ 最後まで美しかった」
「敗退したけれど、彼らには次（東京五輪）もある。期待しかない」

　世界中のラグビーファンの心には、強烈なインパクトを残すことができたようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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