ゴルフ

「もっともっとと欲を出して…」稲見萌寧が「61」のロケット発進!2位と5打差で最終日へ【中京TV・ブリヂストン】

THE DIGEST編集部

2021.05.22

ツアー最多の13バーディを記録した稲見。今年5勝目へ向けて最高のスタートを切った。(C)Getty Images

 悪天候の影響で36ホールの短縮競技となった国内女子ツアー『中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン』(愛知県/中京ゴルフ倶楽部石野コース)は、5月22日に第1ラウンドを実施。稲見萌寧が11アンダーで単独首位スタートを切っている。
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 今年4勝を挙げている稲見はこの日、3連続バーディと絶好の滑り出しを見せる。その後はボギー、バーディ、ボギー、バーディと出入りの激しいゴルフが続いたが、9番からは前半、後半を跨いで圧巻の7連続バーディを奪取。以降も17番でスコアを伸ばし、13バーディ・2ボギーの「61」で初日をフィニッシュした。
 
 ホールアウト後の会見で稲見は「パターが入ったなという日でした。自分のベストが9アンダーだったので、そこを更新できて良かった」とコメント。ツアー最多記録を更新する13バーディも達成したが、「近くについたり、遠くから入れたりで、あまり驚かなかったですね」と冷静に反応した。

 ラウンド中の心境としては「もっともっとという欲を出して全ホールバーディを獲る勢いで回っていた」という稲見。今大会のコースも「成績が悪いことがなかった」と良いイメージがあるようで、2位と5打差で迎える最終日に向けては「同じようには行かないと思うので、比較せずに明日は明日のゴルフをしたい」と意気込みを語った。

 2位につけるのは6アンダーの賞金女王・鈴木愛。5アンダーの3位タイには、前週優勝の大里桃子、前々週優勝の西村優菜、通算1勝の永井花奈が並ぶ。今季の賞金ランキング首位を走る小祝さくらは4アンダー・6位タイ、国内メジャー2勝の原英莉花はイーブンパー・52位タイで最終ラウンドへ進んだ。

構成●THE DIGEST編集部
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