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バレーボール

「今や世界が警戒しているだろう」2連覇王者のロシアを破ったバレー日本代表に海外注目!「驚異的な守備スキルを披露」

THE DIGEST編集部

2021.05.31

チーム2番目の17得点を挙げた高梨。守備でも高いパフォーマンスを発揮した。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

チーム2番目の17得点を挙げた高梨。守備でも高いパフォーマンスを発揮した。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 現地時間5月30日、バレーボールの国際大会『ネーションズリーグ』の男子予選ラウンドの第3戦が行なわれた。日本代表はセットカウント3-2で、同大会2連覇中のロシアに勝利した。

 これまでの2戦とスタメンを総入れ替えした龍神NIPPONは、福澤達哉、大塚達宣、李博、髙橋健太郎、関田誠大、高梨健太、そしてリベロに小川智大といった顔ぶれで強豪との一戦に臨んだ。激しい攻防の末、なんとか第1セットを奪うも、続く第2、3セットを落とす苦しい展開に。それでも、途中出場の大竹壱青が両チーム最多の25得点を挙げるなど巻き返した日本は2セットを連取し、開幕3連勝を飾った。

 強豪ロシアを下した日本は、大きな話題となっているようだ。ポーランドメディア『sportowefakty』は、「マキシム・ミハイロフが率いるロシアが、“ダークホース”の日本代表を止めることが出来なかった」と驚きをもって伝えた。特に「92回のディグを記録し、ライバルより30回以上多かった」と日本の守備面を称えた。
 
 大会公式サイトでは、「日本は日曜日、見事なパフォーマンスで開幕週の週末を締めくくった。驚異的な守備スキルを披露し、長時間の激闘の末、ディフェンディングチャンピオンのロシアを倒した」と綴り、「前日のオランダ戦に続き3試合で2度、最終セットに持ち込んで勝利している」と日本の粘り強さを称えた。

 6月3日からの3連戦では、セルビア、そして日本と同様に3戦全勝のブラジルやフランスが待ち受けている。同サイトでは躍進する日本について、「今や世界が警戒しているだろう」と高評価だ。

 東京オリンピック前最後の国際試合となる今大会。フレッシュなメンバーが多い龍神NIPPONは、今後の試合でどの様なパフォーマンスを見せてくれるだろうか。世界が熱い視線を送っている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】激しいラリー戦を最後は3枚ブロックで止めた龍神NIPPON!
 
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