ついに開幕した東京オリンピックにあって、注目を高めているドイツ人アスリートがいる。

　当サイトでも随時インスタグラムの投稿を紹介してきた、ドイツ陸上中距離のホープ、アリカ・シュミットだ。22歳の長身ランナーは今回、４×400メートルリレーで五輪の出場権をゲット。現在は代表チームの一員として、宮崎県での事前合宿に参加中である。
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　欧米ではすっかり有名人のシュミット。去年２月、オーストラリアのスポーツ専門誌が「世界一セクシーなアスリート」に認定したのをきっかけに、その美貌が世界規模で知れ渡ることとなり、人気に火が付いたのだ。さまざまな副業の依頼が舞い込み、いまではインスタ上での商品PRは引っ張りだこで、『PUMA』とも長期契約を締結した。サッカー・ブンデスリーガの強豪、ボルシア・ドルトムントでは非常勤のフィットネストレーナーを務めている。

　そんななか、英紙『The Sun』もシュミットに熱視線を送る。「インスタのフォロワー数が190万を超え、その美しさで話題のアスリートが、実力を発揮して五輪の出場権を獲得した。彼女はどんなに注目されようとも、陸上選手としての領分を逸脱しない、真面目な性格の持ち主なのだ」と評し、興味深いエピソードを紹介している。

「昨年、世界的な男性誌の『PLAYBOY』が破格のオファーを提示したという。もちろんヌードにならないかという問いかけだったが、シュミットはこともなげに跳ねつけたという。さまざまなアプローチのオファーがあっても、すべてはアスリートとしてのキャリアに必要かどうかが基準点。インスタでの妖艶なショットの数々も、そこには明確な意図があるのだ。彼女はきっちりと“一線”を引いている」
  　さらに同紙は「もしそんな彼女がメダルでも持ち帰るようなら、彼女は国の宝としての立ち位置を不動のモノにするだろう」と持ち上げた。

　人間的な魅力にも溢れる本格派ランナー。シュミットがエントリーしている女子の４×400メートルリレーは、大会後半の８月５日に予選が、８月７日に決勝が開催される予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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