女子競泳界に現れたニューヒロインに、日本のみならず世界も魅了されているようだ。
東京オリンピック2020は7月25日、女子400メートル個人メドレー決勝が行なわれ、大橋悠依が4分32秒08で金メダルを獲得。今大会の日本競泳第1号となるメダルを手にした。本種目でのメダル獲得は、2000年シドニー大会での田島寧子(銀メダル)以来の快挙となった。
第3レーンの大橋は入りのバタフライを3位で折り返すと、2番目の背負泳ぎで一気に先頭に立って見せる。そして平泳ぎでその差を広げ、最終自由形でもリードを守り切り、オリンピック初出場で金メダルを手にした。
200と400メートル個人メドレーの日本記録を持つ競泳女子のエースは、18年のパンパシフィック選手権でも同種目の二冠を達成。19年の世界選手権400メートル個人メドレーでも3位に入るなど、メダルの有力候補だった。ただ、この400メートル個人メドレーはアメリカ勢に加えて、絶対王者カティンカ・ホッスー(ハンガリー)と強力なライバルがいた。その中で、大橋は朝決勝とコンディション管理が難しい状況でも、予選からタイムを3秒縮めた。
大橋の泳ぎの凄さは各国メディアのコメントからもうかがえる。英国放送局『BBC Sports』が「なんてスイムだ! 大橋は150メートルからリードを保ち続けた」と、その圧勝劇を伝えれば、『BloombergDeals』のフィオン・リー記者も「最初から最後まで印象的な勝利だった」と感動した様子。
優勝インタビューにて大橋は「まだ夢みたいです!」と、うれしさと涙を浮かべながらも「明日からまた200が始まるので頭を切り替えてかんばりたいです!」とコメント。再び、世界を沸かせる準備はできているようだ。
構成●THE DIGEST編集部
東京オリンピック2020は7月25日、女子400メートル個人メドレー決勝が行なわれ、大橋悠依が4分32秒08で金メダルを獲得。今大会の日本競泳第1号となるメダルを手にした。本種目でのメダル獲得は、2000年シドニー大会での田島寧子(銀メダル)以来の快挙となった。
第3レーンの大橋は入りのバタフライを3位で折り返すと、2番目の背負泳ぎで一気に先頭に立って見せる。そして平泳ぎでその差を広げ、最終自由形でもリードを守り切り、オリンピック初出場で金メダルを手にした。
200と400メートル個人メドレーの日本記録を持つ競泳女子のエースは、18年のパンパシフィック選手権でも同種目の二冠を達成。19年の世界選手権400メートル個人メドレーでも3位に入るなど、メダルの有力候補だった。ただ、この400メートル個人メドレーはアメリカ勢に加えて、絶対王者カティンカ・ホッスー(ハンガリー)と強力なライバルがいた。その中で、大橋は朝決勝とコンディション管理が難しい状況でも、予選からタイムを3秒縮めた。
大橋の泳ぎの凄さは各国メディアのコメントからもうかがえる。英国放送局『BBC Sports』が「なんてスイムだ! 大橋は150メートルからリードを保ち続けた」と、その圧勝劇を伝えれば、『BloombergDeals』のフィオン・リー記者も「最初から最後まで印象的な勝利だった」と感動した様子。
優勝インタビューにて大橋は「まだ夢みたいです!」と、うれしさと涙を浮かべながらも「明日からまた200が始まるので頭を切り替えてかんばりたいです!」とコメント。再び、世界を沸かせる準備はできているようだ。
構成●THE DIGEST編集部