総合格闘技界屈指のスターが、オクタゴンに帰ってくる。
現地時間10月24日に行なわれた記者会見で、今年3月に現役引退を表明していたアイルランド人の総合格闘家であるコナー・マクレガーが、来年1月18日にラスベガスで復帰することを明言した。
マクレガーは格闘技界の中でもずば抜けた知名度と実績を誇るスターだ。
2013年にアメリカの総合格闘技団体『UFC』でデビューを飾ると、15年12月にジョゼ・アルドを倒してフェザー級を、翌年11月にはエディ・アルバレスにTKO勝ちを収めて、ライト級を王者となり、UFCでは、ランディ・クートゥア、BJ・ペンに続いて史上3人目となる二階級制覇を達成した(二階級の王座を同時に保持したのはマクレガーがUFC史上初)。
その奔放な言動で、世間を騒がせることもあり、「ノートリアス(悪名高い奴)」という愛称でも知られるマクレガーは、昨年10月に行なわれたハビブ・ヌルマゴメドフ戦で敗れて以来、オクタゴン(UFCで使用されている八角形のリング)から離れ、今年3月には自身のツイッターで、「ヘイ、お前たちに、速報だ。俺は総合格闘技として知られるスポーツから引退することを今日、決めた」と引退を発表していた。
それから8か月後の突然の復帰宣言だ。米メディア『ESPN』によれば、24日にウクライナで行なわれた記者会見においてマクレガーは、「もう待ってられない」と次のように言い放ってみせた。
「これが“ノートリアス”コナー・マクレガーが復帰するという公式アナウンスだ。来年の1月18日にラスベガスのネバダで開催される。もう会社とも契約合意した。じきに発表があるはずだ。そこで俺の戦いに戻る。体調は良い」
いまだUFCからの正式な発表はないが、マクレガーはさらにこう続けている。
「俺は争いたいだけだ。最初は12月14日でやることを提案したが、何らかの理由で断られた。でも、すでに俺はあいつら(UFC)に日付も提示している。この日と、この日と、この日と、この日って続けて戦いたいんだ」
気になる対戦相手についてマクレガーは、「UFCには相手はどいつだろうと気にしねぇって言ってある」と発言しているが、英紙『The Sun』は、アメリカ人のジャスティン・ゲイジーとドナルド・セラーニが有力候補だとしつつ、マクレガーと過去に衝突した関係から因縁深い相手となっているネイト・ディアスとヌマルゴメドフがマッチメイクされる可能性も指摘している。
果たして、世界が注目する復帰戦の相手は一体誰になるのか。2020年もマクレガーの一挙手一投足から目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
現地時間10月24日に行なわれた記者会見で、今年3月に現役引退を表明していたアイルランド人の総合格闘家であるコナー・マクレガーが、来年1月18日にラスベガスで復帰することを明言した。
マクレガーは格闘技界の中でもずば抜けた知名度と実績を誇るスターだ。
2013年にアメリカの総合格闘技団体『UFC』でデビューを飾ると、15年12月にジョゼ・アルドを倒してフェザー級を、翌年11月にはエディ・アルバレスにTKO勝ちを収めて、ライト級を王者となり、UFCでは、ランディ・クートゥア、BJ・ペンに続いて史上3人目となる二階級制覇を達成した(二階級の王座を同時に保持したのはマクレガーがUFC史上初)。
その奔放な言動で、世間を騒がせることもあり、「ノートリアス(悪名高い奴)」という愛称でも知られるマクレガーは、昨年10月に行なわれたハビブ・ヌルマゴメドフ戦で敗れて以来、オクタゴン(UFCで使用されている八角形のリング)から離れ、今年3月には自身のツイッターで、「ヘイ、お前たちに、速報だ。俺は総合格闘技として知られるスポーツから引退することを今日、決めた」と引退を発表していた。
それから8か月後の突然の復帰宣言だ。米メディア『ESPN』によれば、24日にウクライナで行なわれた記者会見においてマクレガーは、「もう待ってられない」と次のように言い放ってみせた。
「これが“ノートリアス”コナー・マクレガーが復帰するという公式アナウンスだ。来年の1月18日にラスベガスのネバダで開催される。もう会社とも契約合意した。じきに発表があるはずだ。そこで俺の戦いに戻る。体調は良い」
いまだUFCからの正式な発表はないが、マクレガーはさらにこう続けている。
「俺は争いたいだけだ。最初は12月14日でやることを提案したが、何らかの理由で断られた。でも、すでに俺はあいつら(UFC)に日付も提示している。この日と、この日と、この日と、この日って続けて戦いたいんだ」
気になる対戦相手についてマクレガーは、「UFCには相手はどいつだろうと気にしねぇって言ってある」と発言しているが、英紙『The Sun』は、アメリカ人のジャスティン・ゲイジーとドナルド・セラーニが有力候補だとしつつ、マクレガーと過去に衝突した関係から因縁深い相手となっているネイト・ディアスとヌマルゴメドフがマッチメイクされる可能性も指摘している。
果たして、世界が注目する復帰戦の相手は一体誰になるのか。2020年もマクレガーの一挙手一投足から目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部