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「またしてもやってのけた」橋本大輝の個人総合&鉄棒“2冠”に米メディア衝撃!「教科書通りの演技だ」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.03

個人総合&鉄棒の2冠を達成し、団体の銀と合わせて3つ目のメダルを手にした橋本。(C)Getty Images

個人総合&鉄棒の2冠を達成し、団体の銀と合わせて3つ目のメダルを手にした橋本。(C)Getty Images

 新エースが再び表彰台の頂点に立った。

 東京五輪12日目の8月3日、有明体操競技場で行なわれた男子体操個人種目別の鉄棒に、先の個人総合で金メダルに輝いた橋本大輝が出場。唯一の15点台を叩き出し、1984年ロサンゼルス五輪の具志堅幸司(個人総合と種目別つり輪)以来となる個人種目2冠を達成した。

 最初の演技者6人のうちノーミスで演技を終えたのがニキータ・ナゴルニー(ROC)、ティン・スルビッチ(クロアチア)のみという波乱の展開となった中、橋本は一切の緊張感なくすべてを完走。最後は今大会で最も完璧に伸身の新月面をピタリと決め、15.066点と他を圧倒した。
 
 個人総合に続く2冠達成には、海外からの視線も熱い。米放送局『NBC』が運営する『NBC DFW』は「鉄棒で総合優勝を決めたハシモトは、またしてもやってのけた」と報じると、「教科書通りの演技で、後方伸身2回宙返り2回ひねり(伸身の新月面)を決め、15.066点をマークした」とその内容について伝えている。

 表彰後のインタビューでは「(内村)航平さんを目標にしていて、まだ超せたかは分からないですけど、早く追いついて越せるようになりたい」と胸中を語った橋本。頼もしい活躍を続ける19歳に今後も注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】日本、体操男子個人総合で3大会連続の金!内村の2連覇に続き、世界の頂点に輝いた19歳の新たなエース橋本大輝!

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