白熱した戦いが繰り広げられている東京五輪は、ついに終盤を迎えている。

　無観客開催となった今大会は、海外から観客を迎え入れられず、日本の魅力を知ってもらう機会は減った。それでも来日した選手や記者は、満足しているようで、各々が積極的に日本の魅力を発信している。米メディア『NBC New York』では、「東京五輪で見た最高のフードはこれ」と日本の食事にスポットをあてた記事を掲載。

　同記事では、日本発祥の食べ物にとどまらず、記者や選手が日本で口にしたものをまとめている。「完璧な寿司から、ファストフード、そしてオリンピックのアスリートが食事をする料理の品揃えまで、ここには最高の食べ物があります」と綴り、様々な食べ物に目を向けた。

　ファストフードではマクドナルドを紹介した同記事。「日本でしか食べられないエビフィレオはとても高い評価を得ている」と伝え、さらに「他のチェーン店であるKFCは日本でも存在感を発揮」と評した。

　さらにピザに関しては「日本には魅力的であり、斬新で興味深いフレーバーがある」と驚きを示し、以下のように続けた。
  「炭火焼ビーフ、フィッシュ＆チップス、バターチキンカレーのような味はピザには有り得ないと思っていたが、試すまでは非難しないように！」

　日本の食事に賛辞を贈るのは記者ばかりでない。選手村で提供する食事も海外選手から高い支持を得ている。アメリカの女子ラグビーのイロナ・マーハは、「人生で食べた餃子で最高のもの」と評価。他にもカマンベールチーズやラーメン、春巻きなども絶賛している。

　またオーストラリアの女子テニスプレーヤーのダリア・ガブリロワは、「（前回大会の）リオよりもずっと美味しい！」と話していたとも紹介されている。

構成●THE DIGEST編集部

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