8月7日、東京五輪の陸上女子マラソン決勝が開催され、一山麻緒(ワコール)が2時間30分13秒で8位の入賞を果たした。日本勢の入賞は、2004年アテネ大会以来4大会ぶりの快挙だ。
前夜に急きょスタートを1時間前倒しにすることが決まった女子マラソンは、気温26度の中スタートを迎えた。レースが進むにつれ徐々に集団が絞られる中、世界記録保持者のブリジット・コスゲイ(ケニア)や、2019年世界選手権優勝のルース・チェプンゲティッチ(ケニア)ら実力者とともに一山は好位置で進めた。
29キロ付近でチェプンゲティッチが遅れると、先頭集団は8人に。徐々に集団のペースが上がり、33キロ付近で一山は集団からこぼれた。それでも日本のエースは、ラスト10キロを粘り8位の座を死守した。優勝はケニアのペレス・ジェプチルチル、コスゲイが2位、3位にはモリー・セイデル(アメリカ)が入った。
レース後には「世界の方たちは暑くてもやっぱり強いなと思いました」と率直に振り返った一山。笑顔でフィニッシュしたことには、「9番よりは8番が嬉しかったので、最後は笑顔で終わろうと思って手を挙げて走りました」と明かした。
ここまで厳しい練習に耐えてきた24歳は、「これ以上頑張れないってくらい走ってきたので、今日は勝てなかったですけど悔いはない」と語っている。
また日本から出場した鈴木亜由子(日本郵政グループ)が2時間33分14秒で19位、前田穂南(天満屋)が2時間35分28秒で33位で終えている。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】アリカ・シュミット、清水梨紗、ビロディド…!東京五輪を彩る美女アスリートを一挙紹介!
前夜に急きょスタートを1時間前倒しにすることが決まった女子マラソンは、気温26度の中スタートを迎えた。レースが進むにつれ徐々に集団が絞られる中、世界記録保持者のブリジット・コスゲイ(ケニア)や、2019年世界選手権優勝のルース・チェプンゲティッチ(ケニア)ら実力者とともに一山は好位置で進めた。
29キロ付近でチェプンゲティッチが遅れると、先頭集団は8人に。徐々に集団のペースが上がり、33キロ付近で一山は集団からこぼれた。それでも日本のエースは、ラスト10キロを粘り8位の座を死守した。優勝はケニアのペレス・ジェプチルチル、コスゲイが2位、3位にはモリー・セイデル(アメリカ)が入った。
レース後には「世界の方たちは暑くてもやっぱり強いなと思いました」と率直に振り返った一山。笑顔でフィニッシュしたことには、「9番よりは8番が嬉しかったので、最後は笑顔で終わろうと思って手を挙げて走りました」と明かした。
ここまで厳しい練習に耐えてきた24歳は、「これ以上頑張れないってくらい走ってきたので、今日は勝てなかったですけど悔いはない」と語っている。
また日本から出場した鈴木亜由子(日本郵政グループ)が2時間33分14秒で19位、前田穂南(天満屋)が2時間35分28秒で33位で終えている。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】アリカ・シュミット、清水梨紗、ビロディド…!東京五輪を彩る美女アスリートを一挙紹介!