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「これを無駄にしないように」男子400mリレーで日本は失格。多田→山縣で痛恨のバトンミス【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.06

金メダルを目指していた日本だが、まさかのバトンミスで終わった。(C)Getty Images

金メダルを目指していた日本だが、まさかのバトンミスで終わった。(C)Getty Images

 8月6日、東京五輪の陸上男子4×100mリレー決勝が行なわれた。日本は予選と同じく1走・多田修平、2走・山縣亮太、3走・桐生祥秀、アンカー小池祐貴で臨んだ。

 4人で「押忍!」と気合入れのパフォーマンスを披露し入場したリレー侍は、集中した表情に切り替わり、各々のスタート位置についた。9レーンから、多田が好スタートを切った日本だが、2走の山縣へ上手くバトンが渡らず。テークオーバーゾーンを越えてしまい、失格となった。

 100メートル王者のラモント マルチェル・ヤコブスを擁するイタリアが優勝し、2位にはイギリス、カナダが3位と続いた。
 
 レース後、インタビューに臨んだ4人はそれぞれの気持ちを明かした。目に涙を浮かべた多田は「原因は分からないですけど、また見直して改善していきたい」とコメント。山縣は悔しさを滲ませ「攻めのバトンを皆で話し合って、勝負にいった結果」と振り返った。

 バトンを触れずに終わった桐生は、「今回バトン渡らなかったですけど、ほんとに色んなサポートの方々に感謝したい」と言葉を選び、最終走者として待っていた小池は、「これを無駄にしないように、失敗したからと言って次から守りに入るのではなく、これからもどんどん攻めていって、いつか今回目指していた金メダルを達成できるように頑張りたい」と先を見据えた。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】男子400mリレー決勝は攻めた入りも失格。“リレー侍”小池・多田・山縣・桐生を紹介!
 

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