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「言葉を失った」最後までもてなす日本人ボランティアに来日記者が感銘!「思わず涙が出る」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.13

裏方に回り、今大会を支えたボランティアスタッフたち。(C)Getty Images

 17日間に渡って行なわれた東京五輪が8月8日に閉幕した。選手や大会関係者をはじめ大会のために来日した人はそれぞれ帰国の途に既に就いているが、日本を旅立つ直前にボランティアによって受けたもてなしに賛辞が相次いでいる。

 そのひとり英メディア『MailOnline Sport』のマイク・キーガン記者は、折り紙で作ったメダルを貰ったという。メダルには「Thank you for coming to Tokyo!ありがとう!!」と感謝が綴られている。

 キーガン氏は「ボランティアには言葉を失った。この様なおもてなしは初めて。最後にメディアセンターから出ていく途中、彼らはこれをくれたんだよ」と説明し、「この国には別の大会などで実際に行って見てみるといい」とコメントしている。

 同様に折り紙でもてなされたイギリス紙『The Times』のマット・ロートン記者は、「メインプレスセンターのボランティアから素敵なものをもらったよ。非常に困難な状況にもかかわらず、東京は本当に素晴らしい開催地だった」と感謝の意を綴った。
 
 また日本を発つ直前の空港で感銘を受けた記者もいる。そこには「Have a safe flight(気をつけてね)」「See you again(また会いましょう)」などと書かれたプレートを手に全力で手をふるボランティアの姿があったのだ。

 米国放送局『WAVY TV』でリポーターを務めるマリエレーナ・バロウリス氏は、「東京2020のボランティアの皆さん、ありがとうございます。オリンピックを成功するために多くのことをしてくれて、本当に素晴らしいです」とコメントし、以下のように感動を伝えた。

「彼らはいつも親切に迎え入れてくれた。そしてサヨナラの手まで振ってくれるのを見ると思わず涙が出る。また逢う日まで!」

 コロナ禍での開催となった今大会。裏方を懸命に支えたボランティアの頑張りは、間違いなく多くの人の心に響いたようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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