まだまだ二転三転ありそうで、どうにもひと筋縄ではいかない。
今年2月に中学時代の悪質ないじめ行為を暴露されたのが、当時韓国女子バレーボール代表だったイ・ジェヨン&イ・ダヨンの双子姉妹だ。老若男女を問わない大の人気者だったふたりはしかし、謝罪対応などで後手に回って国民の反感を買うと、所属する興国生命ピンクスパイダーズから「無期限の出場停止」処分を受け、韓国バレーボール協会には「代表チームからの追放」を言い渡されてしまう。
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夢だった東京五輪の出場は目前で潰え、6月には新シーズン開幕を前に興国生命との契約も切れた24歳コンビ。いじめ発覚から半年が経過したいまもなお、韓国国内での風当たりは強く、国内クラブでのプレーは非現実的と見られている。
そんななか、姉妹の獲得に本腰を入れてきたのがギリシャの強豪PAOKだった。当初は名セッターである妹のダヨンのみを狙っていたが、強烈アタッカーである姉のジェヨンはより市場価値が高いため、最近はセットでの釣り上げに躍起だ。
現在フリーの身で、移籍金ゼロで活躍の場を移せる姉妹だが、海外移籍には韓国協会から国際移籍証明書(ITC)を発効してもらう必要がある。ここが、依然として最大のネックなのだ。協会は一貫して「国内でトラブルを抱えている選手の海外移籍は認めない」と定めており、いじめ被害者との間で和解が成立するか、騒動が決着を見ないかぎりは譲らない構えだ。
そんななか、現地8月24日に韓国メディア『マイデイリー』がPAOKの強化責任者であるゲオルゲ・パガチオティス氏のインタビュー記事を掲載した。氏によると、姉妹はすでにメディカルチェックを済ませて契約書にサインをしており、年俸はそれぞれ6000万ウォン(約600万円)だという。急転直下の展開である。もしこの額面が事実ならば、興国生命時代の半分以下であり、にわかには信じがたいところだが……。
いずれにせよ、姉妹はいまだギリシャ入国を果たせていない。ギリシャ当局から就労ビザが与えられていないためだ。パガチオティス氏は記事内で、韓国のギリシャ領事館員が韓国協会に掛け合い、現在はゴーサイン待ちの状態だと明かしている。「今月末か来月の早い段階でITCを発効してもらえると確信している」と展望も語った。
しかしながら、韓国協会は地元メディアの取材に対して、あらためて揺るがぬスタンスを強調した。「イ姉妹がギリシャへの移籍を模索しているようだが、認可できない情勢に変化はない。そもそもどの関係筋からもなんら打診がない」と断言し、報道の信憑性に疑いの目を向けている。「もし連絡が来ても、こちらの考えに変更はない」とも付け加えた。
報道合戦が過熱し、周囲は騒がしくなる一方だが、最終的に韓国協会がOKを出さなければ、なにも前に進まない状況は変わっていない。姉妹はおよそ2か月の間、沈黙を貫いたままだ。
構成●THE DIGEST編集部
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夢だった東京五輪の出場は目前で潰え、6月には新シーズン開幕を前に興国生命との契約も切れた24歳コンビ。いじめ発覚から半年が経過したいまもなお、韓国国内での風当たりは強く、国内クラブでのプレーは非現実的と見られている。
そんななか、姉妹の獲得に本腰を入れてきたのがギリシャの強豪PAOKだった。当初は名セッターである妹のダヨンのみを狙っていたが、強烈アタッカーである姉のジェヨンはより市場価値が高いため、最近はセットでの釣り上げに躍起だ。
現在フリーの身で、移籍金ゼロで活躍の場を移せる姉妹だが、海外移籍には韓国協会から国際移籍証明書(ITC)を発効してもらう必要がある。ここが、依然として最大のネックなのだ。協会は一貫して「国内でトラブルを抱えている選手の海外移籍は認めない」と定めており、いじめ被害者との間で和解が成立するか、騒動が決着を見ないかぎりは譲らない構えだ。
そんななか、現地8月24日に韓国メディア『マイデイリー』がPAOKの強化責任者であるゲオルゲ・パガチオティス氏のインタビュー記事を掲載した。氏によると、姉妹はすでにメディカルチェックを済ませて契約書にサインをしており、年俸はそれぞれ6000万ウォン(約600万円)だという。急転直下の展開である。もしこの額面が事実ならば、興国生命時代の半分以下であり、にわかには信じがたいところだが……。
いずれにせよ、姉妹はいまだギリシャ入国を果たせていない。ギリシャ当局から就労ビザが与えられていないためだ。パガチオティス氏は記事内で、韓国のギリシャ領事館員が韓国協会に掛け合い、現在はゴーサイン待ちの状態だと明かしている。「今月末か来月の早い段階でITCを発効してもらえると確信している」と展望も語った。
しかしながら、韓国協会は地元メディアの取材に対して、あらためて揺るがぬスタンスを強調した。「イ姉妹がギリシャへの移籍を模索しているようだが、認可できない情勢に変化はない。そもそもどの関係筋からもなんら打診がない」と断言し、報道の信憑性に疑いの目を向けている。「もし連絡が来ても、こちらの考えに変更はない」とも付け加えた。
報道合戦が過熱し、周囲は騒がしくなる一方だが、最終的に韓国協会がOKを出さなければ、なにも前に進まない状況は変わっていない。姉妹はおよそ2か月の間、沈黙を貫いたままだ。
構成●THE DIGEST編集部
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