今週末に開幕するF1第14戦イタリア・グランプリに先駆けて、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅が「ホームレース」への意気込みを語っている。
【PHOTO】歴代の名車がずらり!!F1世界選手権で成功を収めたマシンを一挙に紹介!!
後半戦に入ってからは、ベルギーGPでは雨天によりフォーメーションラップだけでレースが終わり、前回オランダGPでは終始パワーユニット(PU)トラブルに見舞われ続けて今季2度目のリタイアと、不運な状況が続いている角田は、チームの公式サイトを通して先週末のレースを振り返った。
「予選(Q2)が赤旗で台無しにされた後、決勝もリタイアしなければならなかったのは残念でした。しかし、ポジティブなこともかなりありました。コースを学び、徐々に自信をつけ、強くプッシュするという正しい姿勢を維持できたと思います。車のペースは間違いなく良く、パッケージを最大限に活用したので、モンツァ(イタリアGP)でどう機能するかを考えてとても興奮しています。トラブルなく、良い結果で週末終わることを願っています」
また、チームの母国GPを前に、来季の残留が正式決定したことにも言及。「発表を受けて、より後押しを得ました。過去数レースで実践してきた方法で開発と学習を続ければ、とりわけよく知っているコースでは、一貫して結果を出すことができると信じています。今週末が楽しみです」と語り、さらに以下のように続けている。
「チームにとっては重要なホームレースです。そして、2回目のスプリントレースはあるため、この週末はさらに難しいものになります。昨季のイタリアGPでは、予選で全ドライバーがチームメイトのバックアップを受けて、スリップストリームを得ようとしていたのを覚えています。ですから、予選はトリッキーだと思いますし、それをドライブする最良の方法に多くの注意を払います」
「僕はこのコースが好きで、昨年のF2予選ではうまくいきましたが、スプリントレースでエンジンの問題に見舞われました。そしてその前年のF3では、モンツァで優勝しています。とてもドライビングが楽しいコースであり、下部カテゴリーでは多くの追い越しが可能でした。SNSを通して、イタリアのファンから多くのメッセージが届きました。大観衆の前のレースが素敵な雰囲気となることを願っています」
自身の去就がひとまず落ち着いたことが、ドライビングやレースに良い影響を与えることが期待されるが、イタリアの専門メディア『MOTORIONLINE』は「アストンマーティンとのコンストラクターズランキング5位争いに貢献する上でも、アルファタウリ残留を決めた彼がシーズンの終わりにチームへの貢献のために110%の力を発揮したと言えるだけの自信を身につけるためにも、非常に重要なレースとなる」と指摘。「天性の速さ」を持つとチーム首脳陣から称賛される彼の力が発揮しやすいコースだけに、まさにその真価が問われる舞台だと言えよう。
構成●THE DIGEST編集部
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後半戦に入ってからは、ベルギーGPでは雨天によりフォーメーションラップだけでレースが終わり、前回オランダGPでは終始パワーユニット(PU)トラブルに見舞われ続けて今季2度目のリタイアと、不運な状況が続いている角田は、チームの公式サイトを通して先週末のレースを振り返った。
「予選(Q2)が赤旗で台無しにされた後、決勝もリタイアしなければならなかったのは残念でした。しかし、ポジティブなこともかなりありました。コースを学び、徐々に自信をつけ、強くプッシュするという正しい姿勢を維持できたと思います。車のペースは間違いなく良く、パッケージを最大限に活用したので、モンツァ(イタリアGP)でどう機能するかを考えてとても興奮しています。トラブルなく、良い結果で週末終わることを願っています」
また、チームの母国GPを前に、来季の残留が正式決定したことにも言及。「発表を受けて、より後押しを得ました。過去数レースで実践してきた方法で開発と学習を続ければ、とりわけよく知っているコースでは、一貫して結果を出すことができると信じています。今週末が楽しみです」と語り、さらに以下のように続けている。
「チームにとっては重要なホームレースです。そして、2回目のスプリントレースはあるため、この週末はさらに難しいものになります。昨季のイタリアGPでは、予選で全ドライバーがチームメイトのバックアップを受けて、スリップストリームを得ようとしていたのを覚えています。ですから、予選はトリッキーだと思いますし、それをドライブする最良の方法に多くの注意を払います」
「僕はこのコースが好きで、昨年のF2予選ではうまくいきましたが、スプリントレースでエンジンの問題に見舞われました。そしてその前年のF3では、モンツァで優勝しています。とてもドライビングが楽しいコースであり、下部カテゴリーでは多くの追い越しが可能でした。SNSを通して、イタリアのファンから多くのメッセージが届きました。大観衆の前のレースが素敵な雰囲気となることを願っています」
自身の去就がひとまず落ち着いたことが、ドライビングやレースに良い影響を与えることが期待されるが、イタリアの専門メディア『MOTORIONLINE』は「アストンマーティンとのコンストラクターズランキング5位争いに貢献する上でも、アルファタウリ残留を決めた彼がシーズンの終わりにチームへの貢献のために110%の力を発揮したと言えるだけの自信を身につけるためにも、非常に重要なレースとなる」と指摘。「天性の速さ」を持つとチーム首脳陣から称賛される彼の力が発揮しやすいコースだけに、まさにその真価が問われる舞台だと言えよう。
構成●THE DIGEST編集部