悪質ないじめ加害、夫への痛烈なDV、さらには不倫の常習犯だった事実まで暴露された。元韓国女子バレーボール代表のセッター、イ・ダヨンへのバッシングはエスカレートするばかりだ。
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　双子の姉であるイ・ジェヨンとともに、姉妹は時代の寵児だった。韓国国内でアイドル級の人気を誇り、テレビの冠番組を持つなど、女子バレーボールの隆盛を支えていたといっても過言ではない。だが、今年２月にネット上で暴露された中学時代の凄惨ないじめ加害が、巨大な分岐点となるのだ。

　社会現象となるほどの猛批判を浴び、国内リーグの無期限出場停止、代表チームからの追放といった厳罰を受け、表舞台から姿を消した。さらには６月末、所属する興国生命ピンクスパイダーズから契約延長しない旨を伝えられ、ふたり揃ってフリーの身となってしまう。すべては被害者に対する不誠実な対応が招いた結果で、それでも姉妹は頑なに態度をあらためることがなかった。

　やがてギリシャの強豪PAOKがダブル獲得に名乗りを上げ、ここでもトラブル続出の事態となったが、なんとか契約成立にまで漕ぎつけた。いよいよ就労ビザの発行を待って「国外逃亡」する手筈が整い、運命のカウントダウンがはじまった矢先に、とんでもない新たなスキャンダルが妹のダヨンを襲うのだ。
  　彼女の夫と名乗るＡさんが10月８日、テレビ局『朝鮮放送』の番組に緊急出演。わずか３か月の交際期間を経て、2018年４月にダヨンと入籍したことを明かし、その後に彼女から暴言・暴行のＤＶを受けていた事実を明かしたのだ。破綻した夫婦生活にあって、ダヨンの不倫・浮気が常態化したショッキングな内容も暴露され、Ａさんが問い詰めた際に「じゃああんたも浮気すれば？」と吐き捨てられたエピソードも紹介した。

　Ａさんはうつ病やパニック障害など精神疾患と診断され、現在も通院中。ダヨン側は翌９日に文書でＡさんの告発に猛抗議をしたうえで、Ａさんが財産分与または約5000万円の金銭を要求した事実などを列記し、離婚調停を遅らせている原因はＡさんにあると主張した。

　もはやなにを言っても火に油を注ぐ状況だが、ここに来てまたしてもダヨンに関連した新たな疑惑が提示された。今度の標的はなんと、姉のジェヨンだというのだから驚きだ。