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格闘技・プロレス

井上尚弥が12月14日に“IBF6位ディパエン”と国内防衛戦!米専門メディアが指摘「接戦になることはないだろう」

THE DIGEST編集部

2021.10.22

約2年1か月の国内戦が発表された井上。目標の4団体統一へ向けて、まず圧勝を飾りたいところだ。(C)Getty Images

約2年1か月の国内戦が発表された井上。目標の4団体統一へ向けて、まず圧勝を飾りたいところだ。(C)Getty Images

 WBA&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(大橋ジム)が12月14日、東京でIBF同級6位アラン・ディパエン(タイ)と防衛戦を行なうことが決定した。IBFが公式サイトでスケジュールを発表している。

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 同級の4団体統一を最優先目標に掲げ、WBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)、WBC王者ノニト・ドネア(フィリピン)との統一戦を希望していた井上。しかし、それぞれの統括団体から指名試合が出された影響で、年内の対戦は諦める形となっていた。
 
 井上が国内試合を行なうのは2019年11月のドネア戦以来、約2年1か月ぶり。今年6月には米ラスベガスでIBF指名挑戦者のマイケル・ダスマリナス(フィリピン)を3回2分45秒TKOで下しており、今回対戦するディパエンは過去14戦で12勝(11KO)2敗というプロ戦績だ。

 しかし、このマッチメイクには疑問の声も少なくない。米専門メディア『Bad Left Hook』が「イノウエはこの男を残忍に打ちのめすだろうし、接戦になることもないだろう」と言及すると、『boxing247.com』は「トップランク社が“モンスター”イノウエのためにディパエンを選ぶとは思えない。米ファンが聞いたことない選手と対戦しても、何の得もない」と指摘している。

 プロ転向から21勝(18KO)と無敗記録を更新し続けてきた井上。念願の統一戦へとつながるこの一戦で、圧勝を飾ることはできるか。熱いファイトに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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