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フィギュア

「五輪女王になれる」GPデビュー戦で“異次元の演技”を披露した新星ワリエワを母国メディアが絶賛!「氷上では完璧だ!」

THE DIGEST編集部

2021.11.01

世界最高得点(249.24点)を叩き出し、初GPを制覇したワリエワ。(C)Getty Images

世界最高得点(249.24点)を叩き出し、初GPを制覇したワリエワ。(C)Getty Images

 ロシアの15歳が衝撃のGPデビューを飾り、脚光を浴びている。

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦カナダ大会の女子シングルで、今季からシニアのカミラ・ワリエワが異次元の演技を披露した。フリースケーティング(FS)では、3本の4回転ジャンプを着氷させ180.89点で、合計265.08点をマーク。自身が持つ世界最高得点(249.24点)を更新し、いきなり頂点に立ったのだ。

 この衝撃デビューに世界中で驚きの声が広がっている。母国の露メディア『Sports.ru』では、「2018年のザギトワのような突然の驚きではないが、ワリエワが勝利!すでに氷上では完璧だ」と銘打ち以下のように伝えている。
 
 フィンランディア杯で世界記録の快挙から僅か3週間で、新たな記録を打ち立てたワリエワを「彼女は驚異的な進歩を続けている」と評価し、FSで約6点、合計約16点伸ばしたことを称えた。

 そして着氷が乱れ減点を受けたトリプルアクセルを課題に挙げ、「まだ余力がある。4点はつくれる」と明記。2位のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)に32.2点差をつけたことに「唯一無二の存在だ」と言い切った。

 およそ3か月後に迫る北京五輪。同記事では「ロシアだけでなく世界中の人に、五輪女王になれる存在として認識された」と伝えた。果たして夢の大舞台で何を見せてくれるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】15歳ワリエワが4回転サルコーを着氷!難なく高難度ジャンプを決める姿に喝采
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