日本フィギュアスケート界の至宝の注目度がより一層高まっている。

　北京冬季五輪の開幕まで残り100日を切り、本格的にシーズンが始まったフィギュアスケート界。４年に一度の大舞台を目前に各スケーターたちの熱量も増していくなかで、やはり気になるのは、ソチと平昌の２大会連続で男子シングル金メダリストに輝いた羽生結弦だろう。

　それは海外メディアも同じだ。現地時間11月１日、香港のニュースサイト『Lifestyle Asia』は「北京五輪で注目すべき５人のアスリート」との特集を掲載。そのなかでフリースタイルスキーのアイリーン・グー（中国）、アルペンスキーのミカエラ・シフリン（アメリカ）らとともに、「期待すべき選手」として羽生を推した。
  　同メディアは記事内で「まだ26歳のハニュウだが、この“アイスプリンス”は五輪のフィギュアスケートで３年連続の金メダルを狙っている」と紹介を始め、「演技後はいつもファンの大歓声が響き渡り、氷上にはぬいぐるみが降り注ぐのだ」と圧倒的な絶大な人気ぶりを評した。

　さらに記事では「北京大会の観客は地元居住者に限定されるが、中国当局はハニュウに多くのサポートを提供すると約束している」とレポートし、「これは彼がいかに大スターであるかを示していると言えるだろう」と現地での注目度の高さを指摘した。

　いよいよ11月13日からはグランプリ（GP）シリーズ第４戦、NHK杯で重要なシーズン初戦を迎える羽生。前人未到となる４回転アクセルの成否とともに、そのパフォーマンスに注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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