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「歴史的な瞬間をもたらした」ラヴズオンリーユーの日本馬で“初の快挙”を海外メディアも絶賛!「隙間を縫う力強い走り」

THE DIGEST編集部

2021.11.08

ブリーダーズカップを制したラヴズオンリーユーと川田将雅騎手。日本調教馬初の快挙となった。 (C) Getty Images

ブリーダーズカップを制したラヴズオンリーユーと川田将雅騎手。日本調教馬初の快挙となった。 (C) Getty Images

 日本競馬の悲願に、海外からも絶賛の声が上がっている。
 
 現地時間11月6日、カリフォルニア・デルマー競馬場で行なわれたアメリカ競馬の祭典「ブリーダーズカップ」。3歳以上牝馬のレース「フィリー&メタハーフ」では、一番人気のラヴズオンリーユー(牝5歳/栗東・矢作芳人厩舎)が勝利し、日本の調教馬としては初の快挙を成し遂げた。
 
 川田将雅騎手が騎乗するラヴズオンリーユーは、序盤から4番手付近の好位置につけ、前線を伺う展開に。そして最終コーナーを回ってから先行する2頭をかわし、ゴール直前で差し切った。この見事なレースを英紙『The Guardian』は、「狭い隙間を縫うようにして、力強い走りを見せた」と絶賛した。
 
 今春「クイーンエリザベス2世カップ」も制しているラヴズオンリーユー。米競馬誌『Blood Horse』は、「4月に香港で日本競馬史に名を刻んだが、北米においても母国に歴史的な瞬間をもたらした」と、今年に入って海外G1で2勝の功績を讃えている。
 
 この後、3歳以上牝馬のダートレース「ディスタフ」でも、マルシュロレーヌ(牝5歳/栗東・矢作芳人厩舎)が勝利。これまで16頭が挑むも手が届かなかった栄冠に、一大会で2頭が輝くことに。まさに、歴史を塗り替える一日となった。

構成●THE DIGEST編集部
 

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