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モータースポーツ

「僕は何か間違ったことをしましたか?」予選妨害疑惑の角田裕毅、レッドブル勢の一斉批判に反論!トスト代表も擁護「あれはユウキのせいではない」

THE DIGEST編集部

2021.11.07

レッドブル勢からバッシングを受けている角田だが、本人は「あれ以上は何もできませんでした」と語った。(C)Getty Images

レッドブル勢からバッシングを受けている角田だが、本人は「あれ以上は何もできませんでした」と語った。(C)Getty Images

 F1第18戦メキシコ・グランプリの予選、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はパワーユニット(PU)交換によるグリッド降格が決まっているものの、3戦連続のQ3進出を果たして9番手につけるなど、決勝にも期待を持たせる好パフォーマンスを披露した。

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 自身のドライビングが評価されただけでなく、チームメイトのピエール・ガスリーにトウを与えるために前を走行するなど、チームプレーに徹してガスリーやチームから感謝されたルーキーだが、一方で“姉妹チーム”であるレッドブルからは大きな非難を浴び、これに反論する一幕もあった。

 Q3の終盤、ライバルであるメルセデスのヴァルテリ・ボッタスからポールポジションを奪うべく、最終アタックに臨んだレッドブルの2台は、ミドルセクターでインラップ中だったカーナンバー22のアルファタウリAT02に遭遇。角田は無線で邪魔をしないよう指示を受けており、コースの外に退避したが、セルジオ・ペレスは「ダウンフォースを失った」としてコースアウト、その背後にいたマックス・フェルスタッペンはイエローフラッグを予想してアタックを止めてしまった(イエローフラッグは出ず)。
 
 この直後、フェルスタッペン(予選3番手)は無線で「信じられない。何てバ〇なんだ、バ〇野郎」と目前のアクシデントに対して暴言を吐き、母国レースに臨んでいるペレスは「とても残念だ。3番手のタイムは狙えると思っただけに、イライラした。ユウキはあそこにいるべきではなかった」とコメント。そしてクリスチャン・ホーナー代表はこの一連の責任は「ツノダにあると思う」と語り、「なぜ彼があの場所で“クルージング”していたのか理解できない。影響を受けた両ドライバーはかなり苛ついている」と不満をこぼした(専門メディア『CRASH』より)。

 また、レッドブルの顧問を務めるヘルムート・マルコもオーストリアの『ServusTV』に対して、「我々はメルセデスに近い位置におり、最低でも2番手、うまくポールポジションも奪えたはずだが、ツノダが我々の2台(フェルスタッペン、ペレス)を邪魔した。これで我々の優位性は失われ、レースは非常に難しいものとなるだろう」と、厳しく糾弾している。
 

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