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「悲願の金メダルへ挑戦する準備が出来ている」W杯60勝・高梨沙羅の五輪イヤーに海外メディアが熱視線!

THE DIGEST編集部

2021.11.15

昨季W杯2位と復調の傾向を掴んだ高梨。今季初戦を前に海外から熱い視線が送られている。(C)Getty Images

昨季W杯2位と復調の傾向を掴んだ高梨。今季初戦を前に海外から熱い視線が送られている。(C)Getty Images

 スキージャンプで昨シーズンには109回という表彰台記録を打ち立て、歴代最多勝利数(60勝)を更新する復調ぶりを見せた日本のエース高梨沙羅。北京五輪が控える今季W杯初戦を前に、海外メディアが熱い眼差しを向けている。

【画像】悲願の五輪金メダルを狙う!W杯初戦を前にする高梨の様子をチェック

 平昌五輪で銅メダルを手にして以降、ジャンプの改良に取り組んだ25歳。ここ数年苦しいシーズンを送っていたが、昨季ようやく復調し、3季ぶりにW杯複数回優勝の3勝を挙げ、4年ぶり総合優勝(年間王者)が見える総合2位で終えた。

 11月26日に開幕するW杯初戦・ニジニタギル大会から参戦する日本のジャンパーにイタリアメディア『FONDO Sports & Life』は、「サラ・タカナシは悲願の金メダルへ挑戦する準備が出来ている」と見出しを打った記事を掲載した。

 これまで数々の偉業を成し遂げてきた高梨を同メディアは、「女性のジャンパーで最も偉大なアスリートであり、明らかにまだ若い」と評価。世界選手権では4度表彰台に上がり2つの銀メダルを獲得し、ソチ五輪では4位、平昌五輪では銅メダルを獲得したジャンパーに「並外れた記録にも関わらず、彼女は世界選手権と五輪で金メダルを獲得していない」と驚きを綴っている。
 
 同メディアは、今季国内戦で3連勝と幸先の良いシーズインを見せた高梨が「待望の金メダルを望んでいる」と伝え、フランス通信社『AFPBB』のインタビューで語った彼女の今季の意気込みを引用した。

「4年間かけて、自分のスキージャンプのスタイルを変えてきた。その自信をこれからもっと付けていけるようなトレーニング、そしてW杯の試合をこなしてしていきたい」

 果たして悲願の金メダル獲得なるだろうか。北京五輪の女子ノーマルヒル決勝は、来年2月5日に行なわれる。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】“レッドブル”とも契約し更なる活躍に期待!日本が誇るスキージャンパー高梨沙羅!
 
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