11月21日、ブシロード傘下の女子プロレス団体「スターダム」は、エディオンアリーナ大阪第二競技場で『大阪大会』を開催した。

　メインイベントで、林下詩美＆渡辺桃＆AZMのクイーンズ・クエスト（QQ）に完勝した岩谷麻優＆葉月＆コグマのSTARS。試合後には12.18エディオンアリーナ大阪第一競技場大会に向け、爆弾発言が飛び出した。

　試合後、「葉月がSTARSに入って一発目、無事に勝利することができました。STARS、ホントにいまから勢いがどんどん強くなっていくので」と挨拶した岩谷が、「この勢いを落としたくないので、自分からひとつ提案があります。せっかくいまユニットがみんな出来上がっているので、ここでユニットトーナメントなんかはどうなんでしょうか？」と提案したのだ。

　トーナメントについて「ただのユニットトーナメントにはしたくない」と語る岩谷は、大胆にこう続けた。

「なにかを賭けたい。参加するメンバーが、それぞれ参加費として現金を持ってくる。まあ、1000万はいきたいよね。2人とも、払ってね、ちゃんと」
  　1000万円争奪のユニットトーナメントを提唱した岩谷は、「1000万集まるかどうかはわからないですけど」としながらも「来月、大阪大会。QQと大江戸隊はちょっと他のカードがあるんですよね。なので、他のユニットのメンバー、参加をお待ちしています。というわけで、来月の大阪大会、楽しみになってきましたね。STARSが必ず奪い取ってみせたいと思います」と一方的に発表してリングを去った。

　バックステージで岩谷はSTARS、コズミック・エンジェルス、ドンナ・デル・モンドにもう1チーム加えた4チームでトーナメントを開催したい考えを改めて主張し、「たぶん、みんな見栄をはって多めに出してくる」と予想。1000万円集まらなかった場合について問われると、「まあね、1000万集まればいいかなという願望なのでね。なんとしてでも開催します。ただのせっかくあんなデカいところで試合ができるので、普通のユニットトーナメントじゃ終わらせない。必ず実行して優勝者が賞金を得る」とビッグマッチに相応しい企画として、実現に向けて意欲を示した。

◆スターダム◆
『大阪大会』
2021年11月21日
大阪・エディオンアリーナ大阪（大阪府立体育会館）第二競技場
観衆　368人（コロナ対策限定人数）
▼6人タッグマッチ
岩谷麻優＆○葉月＆コグマ（16分25秒　体固め）林下詩美＆渡辺桃＆AZM●
※垂直落下式ブレーンバスター

文●どら増田