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石川佳純/平野美宇がストレート勝ちで準々決勝へ!優勝候補の中国戦に向け闘志を燃やす「失うものは何もない」【世界卓球】

THE DIGEST編集部

2021.11.27

東京五輪では団体戦で銀メダルに貢献した石川(左)、平野(右)の2人は、ベスト8進出を決めた。(C)Getty Images

 現地時間11月26日、アメリカのヒューストンで世界卓球の女子ダブルス3回戦が行なわれ、石川佳純/平野美宇ペア(世界ランク1位)は、タイのパラナン・オラワン/スターシニー・サウェッタブット(同19位)のペアと激突した。

 今夏の東京五輪でも団体戦でペアを組み銀メダルに貢献した2人は、11-4と圧倒的な展開で滑り出した。第2、3ゲームでは競り合う場面があったが、冷静な判断で強さを見せ11-9、11-8とストレート勝ちを収めた。
 
 試合後にはベンチで笑顔を見せていた2人。フラッシュインタビューで石川は、「第2ゲームと3ゲームの勝負所で良いプレーが出来て、勝ちきれて良かった」と安堵の表情を見せた。
 
 27日の準々決勝では、優勝候補の孫穎莎/王曼昱ペア(中国・世界ランク10位)と対戦する。「まずは向かっていきたい、そして勝てるように頑張っていきたい」と平野は覚悟を語ると、石川は「失うものは何もないので、全力でぶつかっていきたい」と闘志を見せた。

 54年ぶりの金メダルを狙う石川・平野にとって正念場を迎える。日本から出場する伊藤美誠/早田ひなペアも同様にベスト8を決めている。

構成●THE DIGEST編集部

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