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フィギュア

「彼を一言で表すと“キング”」羽生結弦をメドベージェワが絶賛!「誰もができるわけじゃない」と称えた能力とは?

THE DIGEST編集部

2021.12.04

平昌まで冬季五輪2連覇中の羽生(左)。元世界女王のメドベージェワ(右)がその“凄さ”を語った。(C)AFLO、Getty Images

平昌まで冬季五輪2連覇中の羽生(左)。元世界女王のメドベージェワ(右)がその“凄さ”を語った。(C)AFLO、Getty Images

 日本の“アイス・プリンス”に元世界女王から熱いエールが送られた。

 右足首の負傷でグランプリ(GP)シリーズを欠場し、今後は五輪代表選考を兼ねた全日本選手権にエントリーしている羽生結弦。今季は来年2月に北京五輪を控えるが、まだその姿をリンク上で見せられておらず、世界中のファンにとってもどかしい状況が続いている。

 そんななかで、羽生について語ったのが、2016、17年の世界女王で平昌五輪銀メダリストに輝いたエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)だ。かつてはともにカナダ・トロントのクリケットクラブを拠点としていた“同僚”でもある。
 
 12月2日に五輪公式サイト『Olympic Channel』に掲載されたインタビューでメドベージェワは、羽生の滑りに対して「自身の怒りを適した時と場所(氷上)に持って行く能力がある」と独自の見解を示し、「彼はその頭の中にある何かをジャンプに反映させていると思う。誰もがこれをできるわけではない」と指摘した。

 また、同サイトのインタビュアーから「彼を一言で表すとしたら何か?」と問われ、「彼はキング。そう思っているのは私だけじゃないと思う」と尊敬の念を込めてコメント。やはり世界のトップに立ったメドベージェワにとっても、羽生の存在は特別なものがあるようだ。

 先日は、急拡大する新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」による影響で、グランプリ(GP)ファイナルが中止に追いやられた。まだ先行き不透明な状況が続きそうだが、はたして羽生の演技が見られるのはいつになるのだろうか。ケガの回復を願うとともに、その美しいパフォーマンスを期待して待ちたい。

構成●THE DIGEST編集部

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