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高梨沙羅は2本のK点越えジャンプも6位。開幕から3戦連続で表彰台を逃す【W杯ジャンプ女子個人戦】

THE DIGEST編集部

2021.12.05

徐々に調子を上げていく高梨。4日は2本のK点越えジャンプも表彰台には届かなかった。(C)Getty Images

徐々に調子を上げていく高梨。4日は2本のK点越えジャンプも表彰台には届かなかった。(C)Getty Images

 現地時間12月4日、ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子個人・3戦目(ヒルサイズ=98メートル、K点=90メートル)がノルウェーのリレハンメルで開催された。日本のエース高梨沙羅は合計250.3点で6位で終え、W杯歴代最多記録の更新がかかる110度目の表彰台を、またも逃した。

【PHOTO】3戦目は6位!日本のエース高梨沙羅の厳選フォトを一挙紹介!

 開幕戦から表彰台記録が注目されるも、初戦6位、2戦目5位に止まっていた高梨。この日はK点越えジャンプを2本揃える92メートル、92.5メートルを飛ぶも、各国エースたちが95メートル越えのジャンプを見せたため、6位でフィニッシュした。

 優勝は、平昌五輪銀メダリストのカタリナ・アルトハウス(ドイツ)。96メートル、95.5メートルと安定感を見せつけ、合計278.1点で通算8勝目を飾った。2位にはオーストリアのエース、マリタ・クラマーが入り、夏の好調を維持するウルサ・ボガタイ(スロベニア)が3位表彰台に上がった。
 
 日本から出場する伊藤有希は12位、岩渕香里17位、勢藤優花は27位で終えた。岩佐明香は43位で予選落ちを喫した。

 ここまで3戦を終え、少しずつ得点を伸ばす25歳。5日の第4戦は今季初のラージヒルにて行なわれる。日本のエースの大ジャンプに期待だ。

構成●THE DIGEST編集部
 

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