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高梨沙羅はK点越えならずに5位。北京五輪イヤー開幕2連戦で出遅れスタートに【W杯ジャンプ女子個人戦】

THE DIGEST編集部

2021.11.28

昨季、総合2位で終えた高梨が開幕2戦は苦戦を強いられている。(C)Getty Images

昨季、総合2位で終えた高梨が開幕2戦は苦戦を強いられている。(C)Getty Images

 現地時間11月27日、ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子個人・2戦目(ヒルサイズ=97メートル、K点=90メートル)がロシアのニジニタギルで開催された。日本のエース高梨沙羅は、合計204.1点で5位でフィニッシュした。

【PHOTO】開幕2戦は6位、5位!日本のエース高梨沙羅の厳選フォトを一挙紹介!

 前日の開幕戦では、飛び出しのタイミングが今ひとつ合わず6位に止まった高梨。2戦目のこの日でも1本目86メートル、2本目も86.5メートルと2本ともK点越えならず……。合計204.1点で5位で終えた。

 優勝は1本目92メートル、2本目97メートルと安定感を見せたエマ・クリネツ(スロベニア)。今夏のサマーグランプリ―総合優勝を飾ったウルサ・ボガタイ(スロベニア)が2位、平昌五輪銀メダリストのカタリナ・アルトハウス(ドイツ)が3位で表彰台に上がった。なお、前日ヒルサイズ超えの大ジャンプを見せたマリタ・クラマー(オーストリア)は4位となっている。
 
 日本から出場した岩渕香里は13位、伊藤有希22位、勢藤優花は32位と共に振るわず。岩佐明香は54位で予選落ちを喫した。

 昨シーズンは、109回という表彰台記録を打ち立て、歴代最多の60勝目を挙げるなど好調ぶりが光った高梨。来年2月に控える北京五輪に向け、25歳の女王は調子を上げていくだろうか。次戦は、12月4日ノルウェーのリレハンメルにて開催される。

構成●THE DIGEST編集部
 

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