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日本のエース高梨沙羅は5戦連続トップ10の5位。岩渕香里は自己最高タイ6位【W杯ジャンプ女子個人戦】

THE DIGEST編集部

2021.12.11

K点越えを2本揃える130メートル、125メートルを記録した高梨。(C)Getty Images

K点越えを2本揃える130メートル、125メートルを記録した高梨。(C)Getty Images

 現地時間12月10日、ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子個人・5戦目(ヒルサイズ=140メートル、K点=125メートル)がドイツのクリンゲンタールで開催された。日本のエース高梨沙羅はK点越えを2本揃え5位とし、今季5度目のトップ10入りを決めた。また岩渕香里は自己最高タイ6位を記録した。

【PHOTO】5戦目は5位!日本のエース高梨沙羅の厳選フォトを一挙紹介!

 同じくラージヒルにて行なわれた前回大会では8位と振るわなかった高梨。スムーズに飛び出した1本目は、130メートルをマークするも着地が乱れ5位。順位を上げたい2本目は、無駄のないジャンプを披露するも125メートルに留まり、合計225.4点で順位を上げられずフィニッシュした。

 W杯のラージヒルでは昨シーズンから無敵のオーストリアのエース、マリタ・クラマーが133メートル、124.5メートルの合計247.9点で優勝を決め、今季3勝目を飾った。僅か2.6点差の2位にはノルウェーのシリエ・オップセットが入り、サマーグランプリから絶好調のウルシャ・ボガタイ(スロベニア)は3位とした。
 
 日本から出場する岩渕香里は126メートル、118メートルにまとめ、高梨に次ぐ6位。2本目の得点を確認した直後には「やったー」と声に出し喜んだ。また伊藤有希は11位、勢藤優花16位と決勝に出場した4選手全員がトップ20入り。岩佐明香は57位で予選落ちを喫した。

 北京五輪でメダル候補なだけに表彰台に期待を寄せられている日本のエース。ここからさらに調子を上げていけるだろうか。明日は同会場にて第6戦が行なわれる。

構成●THE DIGEST編集部
 

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