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フィギュア

18歳の新星・鍵山優真に海外メディアが熱視線!「間違いなく北京五輪の代表に選ばれる」

THE DIGEST編集部

2021.12.20

GPシリーズイタリア大会とフランス大会で優勝を果たした18歳の鍵山。(C)Getty Images

GPシリーズイタリア大会とフランス大会で優勝を果たした18歳の鍵山。(C)Getty Images

 12月22日から26日にかけて、さいたまスーパーアリーナで開催されるフィギュアスケート『全日本選手権』。日本一の座を争う決戦を前に海外メディアの関心も高まってきており、今回は初優勝を狙う鍵山優真がフィーチャーされた。

「日本には彗星の如く現れた選手がいる」と取り上げたのは、海外専門メディア『Golden Skate』だ。2020年の『世界ジュニア選手権』で銀メダル、同年の『四大陸選手権』で銅メダルと活躍した18歳は、シニアデビューした昨シーズン大きく飛躍。3月の『世界選手権』ではネイサン・チェン(米国)と五輪連覇王者の羽生結弦の間に割って入り銀メダルと世界を驚かせたのだ。

 今季はグランプリ(GP)シリーズのイタリア大会とフランス大会で優勝と、唯一の負けなし。同記事ではこの安定した成績を踏まえ、「ショウマ・ウノと足の負傷で今季国際大会に出場していないユヅル・ハニュウと争っているが、カギヤマは間違いなく北京五輪の代表に選ばれる」と報じた。
 
 今季からフリースケーティング(FS)の冒頭に4回転ループを組み込んだ鍵山。しかし10月の『アジアンオープントロフィー』では着地が乱れて以降、同技を回避。今大会では安全策を講じるか、挑戦するか気になるとこだが、同メディアはさらに先を読んでいる。

「4回転ループは中間目標に過ぎない。野心的なスケーターはさらに先に目を向けている。間違いなく今シーズンではないが、将来的には5回転ジャンプを夢見ている」

 羽生が2年連続6度目、宇野昌磨が2年ぶり5回目の優勝を狙う今大会。18歳はこのふたりを抑えてトップの座を奪えるだろうか。来年2月の北京五輪の選考に位置づけられる大会の行方に、日本のファンだけでなく世界各国でも熱視線を注いでいるようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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