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高梨沙羅が今季初優勝で表彰台記録を「110」に!11か月ぶりの女王復帰には欧州メディアも歓喜!「主戦場へ戻ってきた」

THE DIGEST編集部

2022.01.02

通算61勝目を飾った高梨は、自身が持つ表彰台記録を「110回」へと伸ばした。(C)Getty Images

 現地時間1月1日、ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子個人・9戦目(ヒルサイズ=94メートル、K点=85メートル)がスロベニアのリュブノで開催された。日本のエース高梨沙羅は合計266.8点で今季初優勝を果たし、通算61勝目を挙げた。

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 今季は飛び出しのタイミングや空中姿勢に苦しみ、ここまでの最高は4位と表彰台を逃してきた25歳。この日は最長不倒の95メートルを飛んでトップに立つと、不利な追い風が吹くなか迎えた2本目は89メートルを記録。地元ウルサ・ボガタイの追い上げを突き放し、逃げ切った。
 
 9戦目にして、表彰台のトップに返り咲いた日本のエースの活躍には海外メディアも復活を喜んだ。イタリアメディア『OA Sport』では、「サラ・タカナシがジルベスター・ツアーで優勝するために戻ってきた」と報じると、欧州メディア『Eurosport』では、「タカナシはリュブノで6度目の勝利を収め、ホームのボガタイを倒し、幸せになる主戦場へ戻ってきた」と称えている。

 これで今季のW杯ランキングで5位に浮上した高梨。自らが持つ歴代最多の表彰台記録を110回目とした。

構成●THE DIGEST編集部

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