米国の絶対王者が圧巻の演技で滑り出した。
【PHOTO】進化し続ける22歳ネイサン・チェン、注目の"衣装ヒストリー"はこちら!
現地時間1月8日、米テネシー州ナッシュビルのブリヂストンアリーナで開催されているフィギュア全米選手権は大会3日目を迎え、男子シングルのショートプログラム(SP)を実施。同大会5連覇中のネイサン・チェンが115.39点という高得点で首位発進を決めた。
演目を『ラ・ボエーム』に戻したチェンは、冒頭の4回転フリップを難なく着氷すると、トリプルアクセルを降り、後半に4回転ルッツ+3回転トゥループを決める圧巻の内容。2位は112.78点のヴィンセント・ジョウ、3位は103.46点のイリア・マリニン、4位には100.84点のジェイソン・ブラウンが続いた。
この結果を受け、米紙『Washington Post』は「ブリヂストンアリーナにいた誰もが、自分が見たものを信じられなかった」とレポート。「ジョウはキャリア最高のスコアを出しても1位になれず、100点を超えるとんでもないスコアの連発だった」と高得点のラッシュを伝えている。
さらに、チェンについては「スケート・アメリカでジョウに3連覇を阻まれ、大きなイベントをまだ支配できると示す必要があった」と前置き。そのうえで、今回の演技を「メッセージを発しているようだった。北京五輪で最大のライバルとなるであろう五輪2連覇王者、ユヅル・ハニュウに合図を送ったのだ」と評した。
演技後の記者会見では「間違いなく僕のキャリアの中でハイライトの一つ」と今回の演技を自己評価したチェン。自信をにじませて翌9日に行なわれるフリースケーティング(FS)に臨む。3つある北京五輪枠争いの行方も含め、そのパフォーマンスに注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【フィギュア全米選手権PHOTO】ネイサン・チェンが大会6連覇を達成! 新星マリニン、ヴィンセント、ジェイソンら個性的なスケーターが躍動
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現地時間1月8日、米テネシー州ナッシュビルのブリヂストンアリーナで開催されているフィギュア全米選手権は大会3日目を迎え、男子シングルのショートプログラム(SP)を実施。同大会5連覇中のネイサン・チェンが115.39点という高得点で首位発進を決めた。
演目を『ラ・ボエーム』に戻したチェンは、冒頭の4回転フリップを難なく着氷すると、トリプルアクセルを降り、後半に4回転ルッツ+3回転トゥループを決める圧巻の内容。2位は112.78点のヴィンセント・ジョウ、3位は103.46点のイリア・マリニン、4位には100.84点のジェイソン・ブラウンが続いた。
この結果を受け、米紙『Washington Post』は「ブリヂストンアリーナにいた誰もが、自分が見たものを信じられなかった」とレポート。「ジョウはキャリア最高のスコアを出しても1位になれず、100点を超えるとんでもないスコアの連発だった」と高得点のラッシュを伝えている。
さらに、チェンについては「スケート・アメリカでジョウに3連覇を阻まれ、大きなイベントをまだ支配できると示す必要があった」と前置き。そのうえで、今回の演技を「メッセージを発しているようだった。北京五輪で最大のライバルとなるであろう五輪2連覇王者、ユヅル・ハニュウに合図を送ったのだ」と評した。
演技後の記者会見では「間違いなく僕のキャリアの中でハイライトの一つ」と今回の演技を自己評価したチェン。自信をにじませて翌9日に行なわれるフリースケーティング(FS)に臨む。3つある北京五輪枠争いの行方も含め、そのパフォーマンスに注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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