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「刑務所に近い状態」露スノーボード コーチが吐露した北京五輪への本音? 厳格なコロナ対策で選手はピリピリモード

THE DIGEST編集部

2022.01.28

防護服で身を包むスタッフがずらり。バブル方式で選手にとってはタフな五輪になりそうだ。(C)Getty Images

防護服で身を包むスタッフがずらり。バブル方式で選手にとってはタフな五輪になりそうだ。(C)Getty Images

 2月4日に開幕する北京五輪は、新型コロナウイルスの感染対策のため、外部との接触を遮断した「バブル方式」での開催となる。世界の情勢を見れば、致し方がない対応と言えるが、委員会の決定にスノーボードのロシア代表でヘッドコーチを務めるデニス・サラガエフ氏が不満の声を漏らした。

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 すでに現地入りしているサラガエフ氏は、同国スポーツ専門メディア『Metaratings』の取材に応えた際に、バブル方式が「刑務所に近い状態」と嘆き、現状をこう伝えた。

「新型コロナウイルスの規制は非常に厳格だ。他チームの誰ともかかわれないし、コミュニケーションも取れない。常にマスクを着用しなければならず、これを追跡するために中国には至るところカメラがある。もしも、違反があればチーム全員を大会から外すこともある」
 
 現役時代にはトリノ五輪に出場していた同氏は、「すべての国のアスリートにとって、素晴らしい休日感覚のイベントだった」と振り返りつつ、中国本土在住者に限定した観客となる今大会に関しては、「オリンピックが私らを待っている感覚はまったくない」と口にした。

 チームの一人でもコロナの陽性反応が出れば、チーム全員が濃厚接触者という扱いで5日間の隔離が強いられる。感染力が高いオミクロン株の流行により、誰がいつ観戦してもおかしくはなく、現場は緊張状態にあるようだ。

「陰性となり五輪代表から外されなければ運が良いし、陽性で代表から外れれば運が悪い」と開き直る同氏だが、それでも「選手は4年間かけて準備してきている」と複雑な想いを明かした。

 競技面だけでなく、生活面でもタフさが求められる今大会。そのなかで選手が見せる最大限のパフォーマンスに期待だ。

構成●THE DIGEST編集部

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