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格闘技・プロレス

SKE48荒井優希、涙のタッグ戦敗退。それでも「自信に変えていいんじゃないか」とアイドルレスラーは前を向く

THE DIGEST編集部

2022.01.30

大会が進むにつれ、自信が表情にも表れるようになった荒井。惜しくも制覇とはならなかったが、彼女はレスラーとして着実に成長した姿を見せた。※写真はサイバーファイトより提供

大会が進むにつれ、自信が表情にも表れるようになった荒井。惜しくも制覇とはならなかったが、彼女はレスラーとして着実に成長した姿を見せた。※写真はサイバーファイトより提供

 1月29日、東京女子プロレスが、新宿FACEで「Tokyo Joshi 2022 Winter」を開催。人気アイドルグループSKE48のメンバーで、同団体でプロレスラーとしても活動する荒井優希が宮本もかとの「もかゆき」コンビで、「第2回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」の準決勝に臨んだ。

 宮本が2年目、荒井が1年目とキャリアの浅いタッグながら、「もかゆき」コンビは快進撃を続けてきた。1回戦(1・8神戸)で原宿ぽむ、桐生真弥組、2回戦(1・20新宿)で鈴芽、遠藤有栖組を破り、この日は元プリンセスタッグ王者の白昼夢(辰巳リカ、渡辺未詩)と対戦した。

 実力者コンビ相手に主導権を奪えなかった「もかゆき」だが、荒井が辰巳にビッグブーツの連弾、渡辺には激しいエルボー連打を放って食い下がる。その後、宮本が渡辺を羅生門で絞め上げると、同時に荒井が辰巳にサソリ固めを敢行するなど、試合経過とともに見事なコンビネーションも披露。宮本のピンチには再三荒井が救出に入るなど奮闘したが、15分過ぎに、宮本が相手のティアドロップに屈して3カウントを奪われてしまった。

 惜しくも準決勝で涙を飲んだ。しかし、アイドルレスラーとして注目を集めるなかで着実に成長していった荒井は、「ここまで来れたのはもかさんと一緒だったからだと思うし。私たちがここまで来れたのは、2人とも自信に変えていいんじゃないかって思います。今回は負けてしまったんですけど、これからだと思うので。いつかタッグで強いって言ってもらえるように、これからも2人で頑張っていきたい」と前を向いた。

 さらに荒井は「今までタッグの難しさを感じていた。なかなかうまくタッグマッチらしい動きとかできなかったんです」と明かし、「でも、もかさんと組むことで一緒に頑張りたいって気持ちが強くなった。気が付いたら、もかさんの名前をたくさん呼んでたりとか、そういうのがタッグっぽいって言っていただけるようになって。今回のタッグトーナメントで学べた部分は多かったと思います」と話した。

◆東京女子プロレス◆
『Tokyo Joshi 2022 Winter』
2022年1月29日
東京・新宿FACE
観衆 237人(超満員札止め)
▼第2回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント準決勝(時間無制限1本勝負)
辰巳リカ&○渡辺未詩(15分25秒 体固め)宮本もか●&荒井優希
※ティアドロップ

文●どら増田

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