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堀島行真、16位からの巻き返し銅メダルに海外メディアが反応! 男子モーグルのエースが「ソリッドな滑りを見せてくれた」【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.06

滑走後に拳を突き上げる堀島。今大会で日本勢1人目の表彰台に食い込んだ。(C)Getty Images

滑走後に拳を突き上げる堀島。今大会で日本勢1人目の表彰台に食い込んだ。(C)Getty Images

 北京五輪の日本勢メダル1号は、“男子モーグルのエース”だった。

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 大会2日目の現地時間2月5日、雲頂スキー公園にてフリースタイルスキー男子モーグルの決勝が行なわれ、日本の堀島行真(トヨタ自動車)は3回目で81.48点をマーク。バルター・バルベリ(スウェーデン)、ミカエル・キングズベリー(カナダ)に次ぐ3位で銅メダルを獲得した。

 堀島は今季、ワールドカップ(W杯)9戦中3勝を挙げ、すべてで表彰台に立っている。勢いに乗って臨んだ今大会の予選1回目では、まさかの16位と一発通過を逃したものの、そこから見事な巻き返しを披露。最終順位を決める3回目も、序盤でバランスを崩しながら、なんとか持ち直して見せた。
 
 この結果には、海外メディアも続々と反応。イタリアメディア『OA Sport』は、堀島のパフォーマンスに「今季3勝を挙げている24歳だが、今日はその大技に失敗した」と指摘しつつ、79.44点の4位に終わったベンジャミン・カヴェ(フランス)に触れ、「この日本選手は、81.48点で大きく引き離したのだ」と報じている。

 また、決勝1回目の77.91点をマークした時点で「イクマ・ホリシマがソリッドな滑りを見せてくれた」と称賛していたカナダ放送局『CBC』は、結果の掲載した記事の中で、「カナダの友人でありライバルでもある日本のイクマ・ホリシマが81.48点で銅メダルを獲得した」と伝えた。

 セレモニー後のインタビューでは「最低限、メダルというのを掲げて今回挑んだので、それが達成できて本当に良かったと思う」と喜びを表現した堀島。「本当の夢は金メダルなので、またここから競技を頑張りたいと思います」と力強く宣言している。

構成●THE DIGEST編集部

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