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日本勢第1号のメダルを獲得した男子モーグル堀島行真。ミスを挽回し「自分の全部が出せたと思う」【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.05

堀島は最低限の目標だったという銅メダルを決め、安堵の表情を見せた。(C)Getty Imaes

堀島は最低限の目標だったという銅メダルを決め、安堵の表情を見せた。(C)Getty Imaes

 2月5日、北京五輪のフリースタイルスキー男子モーグルで、堀島行真(トヨタ自動車)が3位となり、日本勢として今大会のメダル第1号となる銅を獲得した。

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 2日前の予選1回目では16位に沈んだ堀島だが、この日は予選2回目と本戦1、2回目を5位→5位→3位と危なげなくクリア。最終順位を決める3回目では序盤でバランスを崩す場面もあったがよく持ち直し、81.48点の好スコアをマーク。バルター・バルベリ(スウェーデン)、ミカエル・キングズベリー(カナダ)に次ぐ3位となった。

 セレモニー後のインタビューで堀島は「最低限、メダルというのを掲げて今回挑んだので、それが達成できて本当に良かったと思う」と喜びを表現。序盤でミスした時には「諦めそうになったが、まずゴールまで行こうと思って行った。ミスしたけど、自分の全部が出せたんじゃないかと思います」と、納得の表情を見せた。
 
 今季ワールドカップ7戦中3勝、全てで表彰台に乗っている堀島だが、五輪では前回の平昌大会で転倒し11位に終わっていた。

「この舞台に上がるまで、メダルとか結果が残らないと自分は競技をしていられないと、ネガティブな気持ちが多かった。4年間そうしてやってきて、昨日も今朝もつらかったし、最後にメダルが確定した時にやっと安心した気持ちになれた」と、心中にプレッシャーがあったことを明かした。

 そうして手にした銅メダル。最後には「本当の夢は金メダルなので、またここから競技を頑張りたいと思います」と力強く宣言し、4年後の活躍を誓っていた。

構成●THE DIGEST編集部

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