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「言語道断だ」高梨沙羅に続き失格となったドイツも激怒! 監督が「ありえないくらい腹が立つ」と糾弾【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.08

スーツ規定違反で1本目のポイントが無効になったアルトハウス。この処分にはチームの監督を怒りが収まらない。(C)Getty Images

スーツ規定違反で1本目のポイントが無効になったアルトハウス。この処分にはチームの監督を怒りが収まらない。(C)Getty Images

 まさかの“失格ラッシュ”が波紋を広げている。

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 現地時間2月7日、北京五輪のスキージャンプ混合団体が行なわれ、日本は1回目の1番手に登場した高梨沙羅(クラレ)がスーツ規定違反となり、この回の得点が加算されず。その後も、オーストリア、ドイツ、ノルウェーの選手に同様の処分が下される大荒れの展開となった。

 金メダル候補の一角と目されていたドイツで失格となったのは、女子ノーマルヒルの銀メダルを獲得していたカタリナ・アルトハウスだ。彼女のポイントが無効になった同チームは他選手で挽回を狙ったが、10か国中9位に沈み、上位8チームの2回目を進めなかった。
 
 無論、判定にチームの怒りも収まらない。英紙『The Guardian』などの複数メディアによると、ドイツのシュテファン・ホルンガッハー監督は、「まるで人形劇だ」と今回の騒動に憤慨。「シーズン中ずっと、スーツが問題になっている」と主張した。

 その後も「ありえないくらい腹が立つし、理解できない」と続けた指揮官は、「素晴らしいジャンプだったのに、がっかりするしかない」と嘆き、「パロディのようだが、まったく笑えない。スキージャンプの4大国がこんな事態になるなんて言語道断だ」と力強く糾弾した。

 一方、日本はぎりぎり8位で2回目に進出したものの、最終的には4位でメダル獲得ならず。何とも後味の悪い結末となってしまった。

構成●THE DIGEST編集部

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