2022年のスポーツ界で印象的な出来事を『THE DIGEST』のヒット記事で振り返る当企画。今回は、北京五輪のスノーボード女子パラレル大回転の竹内智香を取り上げる。当時38歳のソチ五輪銀メダリストは決勝トーナメントに進出。2大会ぶりのメダルが期待されたなか、思いもよらぬ「不完全燃焼」でオリンピックの舞台から去ることとなった。
記事初掲載:2022年2月8日
【PHOTO】北京オリンピックで輝いた「日本人メダリスト」を一挙紹介!
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またしても“疑惑の判定”が物議を醸している。
大会5日目の2月8日、スノーボード女子パラレル大回転の決勝トーナメント1回戦が行なわれ、ソチ五輪銀メダルの竹内智香(広島ガス)は、レース中盤で対戦相手とほぼ同時に転倒。立ち上がって先にフィニッシュしたものの、これが「妨害」と見なされ、DNF(途中棄権)の敗退となった。
レース直後に準々決勝進出を確信していた38歳のベテランは、猛抗議をしたものの、ジャッジは覆らず。インタビューでも「終わり方が不完全燃焼というか、納得できない」と素直な心境を語っており、自身6度目となる五輪の舞台は、予期せぬ形で幕を閉じることとなった。
これに注目しているのが、ポーランドメディア『Sport.pl』だ。同じく同種目の決勝トーナメント1回戦で転倒し、メダル獲得を逃した三木つばき(CATALER)の存在にも触れつつ、このような不運は「日本の女子スノーボード選手に限ったことではなかった」と指摘している。
周知のとおり、前日に行なわれたスキージャンプ混合団体では、高梨沙羅(クラレ)がスーツ規定違反で失格となり、チームが執念の追い上げを見せながらも、4位で終了した。これについて同メディアは、「日本選手団は、月曜日からありえないくらい不運に見舞われている」と感想を記している。
平昌大会後に一度競技生活から離れ、2020年に現役復帰を果たした竹内。2年半の休養を経て帰ってきた大舞台だっただけに、わだかまりが残る結末となってしまった感は否めない。
構成●THE DIGEST編集部
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またしても“疑惑の判定”が物議を醸している。
大会5日目の2月8日、スノーボード女子パラレル大回転の決勝トーナメント1回戦が行なわれ、ソチ五輪銀メダルの竹内智香(広島ガス)は、レース中盤で対戦相手とほぼ同時に転倒。立ち上がって先にフィニッシュしたものの、これが「妨害」と見なされ、DNF(途中棄権)の敗退となった。
レース直後に準々決勝進出を確信していた38歳のベテランは、猛抗議をしたものの、ジャッジは覆らず。インタビューでも「終わり方が不完全燃焼というか、納得できない」と素直な心境を語っており、自身6度目となる五輪の舞台は、予期せぬ形で幕を閉じることとなった。
これに注目しているのが、ポーランドメディア『Sport.pl』だ。同じく同種目の決勝トーナメント1回戦で転倒し、メダル獲得を逃した三木つばき(CATALER)の存在にも触れつつ、このような不運は「日本の女子スノーボード選手に限ったことではなかった」と指摘している。
周知のとおり、前日に行なわれたスキージャンプ混合団体では、高梨沙羅(クラレ)がスーツ規定違反で失格となり、チームが執念の追い上げを見せながらも、4位で終了した。これについて同メディアは、「日本選手団は、月曜日からありえないくらい不運に見舞われている」と感想を記している。
平昌大会後に一度競技生活から離れ、2020年に現役復帰を果たした竹内。2年半の休養を経て帰ってきた大舞台だっただけに、わだかまりが残る結末となってしまった感は否めない。
構成●THE DIGEST編集部
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