スキージャンプの高梨沙羅が２月８日、自身のSNS（@sara.takanashi）を更新。前日の混合団体での失格を受け、ファンや関係者へ向けて率直な想いを綴った。

　７日の混合団体戦で先陣を切った27歳は、１本目の直後にスーツの規定違反で失格が告げられてしまう。気持ちを切り替えて臨んだ２本目のジャンプ後には思わず涙を流す場面も。他チームも同違反の選手が相次いだこともあり、日本チームは最終的に４位と健闘した。

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　長年、日の丸を背負って戦い抜いた高梨は長文を記した。

「今回、私の男女混合団体戦での失格で、日本チーム皆んなのメダルのチャンスを奪ってしまったこと、そして、今までチームを応援してくださった皆様、そこに携わり支えて下さった皆様を深く失望させる結果となってしまった事、誠に申し訳ありませんでした。私の失格のせいで皆んなの人生を変えてしまったことは変わりようのない事実です」

「謝ってもメダルは返ってくることはなく、責任が取れるとも思っておりませんが、今後の私の競技に関しては考える必要があります。それ程大変なことをしてしまった事深く反省しております」
  　これには１万５千件を上回るコメントが殺到している。「悪くないです！」「反省する必要ない!!」「さらちゃんは日本の誇りだよ！」「沙羅ちゃんの味方だよー！」「そんなに自分を責めないで」「堂々と帰ってきて下さい」「沙羅ちゃん背負いすぎ」「早く笑顔になれますように」と励ましのメッセージをファンが送った。

　他にも「凄く心打たれました」「感動をありがとう！」「ジャンプ続けて下さい！」「まだまだ活躍が見たい」「もっともっと羽ばたいてください」などと感謝と今後のエールも寄せられている。

　個人戦、混合団体戦とともにメダルまであと一歩の４位で終えた27歳。悲願のビッグタイトルは逃すも、今大会のパフォーマンスはファンの心に深く刺さるものだったようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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